ヨシノフローラ（2017年生、母サーペンヴィグラス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、中村吉隆によって270万円で落札された。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

5月2日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスパイスワールドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月5日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

6月27日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

9月30日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルケイマーヴェルに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に終わった。

3歳（2020年）

4月18日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の古湯特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャイニングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のスターダスト特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったコウキトウライに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったムーンパステイオーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のコウキトウライを3/4馬身振り切って雨中の一戦を制した。

6月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のコウキトウライをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

8月16日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた15戦目は、3歳地方重賞のロータスクラウン賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた16戦目は、「ほとめきナイター」まであと21日（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、「ほとめきナイター」まであと6日（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた18戦目は、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、レッツゴーゲレイロに交わされて3馬身差の2着となった。

2020年10月5日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。