ロマンスイズオーバ（1994年生、母Miss Magistrate）

ロマンスイズオーバ（1994年1月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のJeblar（当時12歳）と交配したMiss Magistrateが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝2着1回、地方31戦6勝2着2回。1997年のオープン特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1996年）

8月25日、デビュー戦は菅原勲騎手を鞍上に据えて、馬体重は442kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラショウエースに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦の野菊賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3歳（1997年）

4月21日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳C2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のサーチプラウンに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

5月31日、中1週で迎えた6戦目は、4歳C1（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のテツノダイヤに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

6月30日、中3週で迎えた7戦目は、4歳B（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳オープンのオープン特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノハマナスに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月22日、中7週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、3歳オープンのオープン特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のIAT杯（盛岡芝1600m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月1日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦4勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したレガシージャパンを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンのオープン特別（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦のウインターカップ（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1998年）

5月24日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた17戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、オーガストカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミヨノタイザンをクビ差制して久々に勝ち星を挙げた。

12月26日、中1週で迎えた22戦目は、荒川特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は村松学騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったランパートから3/4馬身差の2着となった。

5歳（1999年）

1月18日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村松学騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月26日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のチヨノグッドスキーに2馬身半の差をつけて6勝目を手にした。

5月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、安比特別（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、FM岩手杯（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月15日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた30戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（12戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウツミタニカゼから2馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた31戦目は、オーガストカップ（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村松学騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松学騎手（14戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。