アサカモンタ（1988年生、母アサカライラック）

アサカモンタ（1988年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のホツトスパーク（当時16歳）と交配したアサカライラックが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表忍。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦13勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年のレグルス特別(B1-1)。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

2月24日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

5月3日、中6週で迎えた3戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

9月29日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた7戦目は、海方栄二騎手を鞍上に迎えて、4歳C2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳C3（上山ダート1250m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で海方栄二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワカアトランテックをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で海方栄二騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C2（上山ダート1250m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で海方栄二騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタフガイに約16馬身の大差をつけて優勝

11月19日、連闘で迎えた11戦目は、4歳C1（上山ダート1250m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で海方栄二騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタフガイに約13馬身の大差をつけて3勝目をゲットした。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳B3（上山ダート1300m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で海方栄二騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイセブンに6馬身の差をつけて制した。

4歳（1992年）

4月21日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、三浦誠騎手を鞍上に迎えて、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワシュートに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般D2イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミジェストに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦誠騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセンターオーカツに4馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦誠騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスグリーンに8馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦誠騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアウベルオーに半馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

7月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は海方栄二騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオギプレジャーに半馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサカリズミーから4馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中3週で迎えた20戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、東北リーディングジョッキー招待（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュンイチオーからハナ差の2着に甘んじた。

11月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラソウウィンに1馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月1日、中0週で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジヒロミツからハナ差の2着に甘んじた。

12月15日、中1週で迎えた25戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキー（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

4月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた26戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のリワードメルヘンに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月26日、中1週で迎えた27戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマークランに3馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

5月23日、中3週で迎えた28戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺壮騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた29戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月6日、約5か月半の休養明けで迎えた31戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。