ミナミブライアン（2000年生、母ミナミカオリ）

ミナミブライアン（2000年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時9歳）と交配したミナミカオリが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒木貴宏。戦績は、地方26戦11勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年のダイヤモンド特別(一般B3以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、荒木克己から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

箕輪武厩舎（足利）へ入厩。

2歳（2002年）

11月24日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2003年）

4月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のペンタイアクイーンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオカノタイヨウに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月17日、中1週で迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤラビパワーに半馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフレアリングラヴからアタマ差の2着に甘んじた。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタカイチビッグワンに1馬身半の差をつけて優勝

8月17日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカンロクをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

9月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳地方重賞のスプリンターズカップ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（7戦5勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中4週で迎えた10戦目は、3歳戦のスプレー菊特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（8戦5勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞のもみじ特別（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（10戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノホープに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノホープをハナ差制して7勝目をマークした。

12月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1イ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアボットをハナ差制して8勝目をマークした。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、小貝川特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で森泰斗騎手（13戦8勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカヌマストーンをハナ差制して破竹の4連勝を決めた。

4歳（2004年）

1月13日、中1週で迎えた16戦目は、ガーネット特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月23日、中0週で迎えた17戦目は、こいぬ座特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（14戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリスキャンから2馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた18戦目は、沈丁花特別（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（15戦9勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた19戦目は、アメジスト特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（16戦9勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月4日、中0週で迎えた20戦目は、フリージア特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（17戦9勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた21戦目は、ヒヤシンス特別（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（18戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のホクミショットガンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月6日、中2週で迎えた22戦目は、ダイヤモンド特別（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（19戦10勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のベーシックラブに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

7月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、マティーニ特別（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（20戦11勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた24戦目は、ファンタスティックナイト賞（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（21戦11勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた25戦目は、サファイヤ特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（22戦11勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォーバイフォーから1馬身半差の2着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた26戦目は、セプテンバー特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森泰斗騎手（23戦11勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。