テイエムアメジスト（2003年生、母ローレルシャイン）

テイエムアメジスト（2003年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝石名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時6歳）と交配したローレルシャインが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方37戦11勝2着10回。主な勝ち鞍は2007年の一般C2。

経歴

デビュー前

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

11月19日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、4着に終わった。

3歳（2006年）

1月21日、中5週で迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月14日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

7月1日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月2日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーカホーから5馬身差の2着に敗北した。

10月25日、連闘で迎えた9戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C22（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲキセキに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C14（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールオブザナイトから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロードプラネットに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、連闘で迎えた12戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビームから半馬身差の2着に敗北した。

12月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジュンノチケットに5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

12月24日、中1週で迎えた14戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨキングに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2007年）

1月1日、連闘で迎えた15戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（6戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノフィナーレに3/4馬身の差をつけて5勝目を収める

1月17日、中1週で迎えた16戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクロカゲバクシンからアタマ差の2着に甘んじた。

1月23日、連闘で迎えた17戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C1 2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイガノエリザベートをアタマ差制して6勝目を手中に収めた。

2月20日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイチーズから半馬身差の2着に敗北した。

2月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライデンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、連闘で迎えた20戦目は、静内三石合併記念特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったナガノコバンから1馬身差の2着に敗北した。

4月17日、中5週で迎えた21戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハクタイセツに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（9戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノビームから8馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（10戦6勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドサプライズからクビ差の2着となった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（11戦6勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた28戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、夏絵巻特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、カワラナデシコ特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月22日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールザサクラから2馬身半差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた31戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、野原八幡宮大祭特設（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた32戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた33戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた34戦目は、府内哲熊杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムライデンから3/4馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた36戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（12戦6勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダージュールをハナ差制して9勝目を獲得した。

12月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2008年）

1月22日、中2週で迎えた38戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダージュールに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。

2月6日、中1週で迎えた39戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた40戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムライデンに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月5日、中1週で迎えた41戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（13戦7勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた42戦目は、一般C4（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた43戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。