コンサートホール（1990年生、母スイートイサベル）

コンサートホール（1990年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゲイメセン（当時15歳）と交配したスイートイサベルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方41戦4勝2着9回。主な勝ち鞍は1995年の一般B3イ。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月12日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3歳（1993年）

3月20日、約6か月半の休み明けで迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた5戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、梅野信一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で梅野信一騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で梅野信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

9月16日、中9週で迎えた9戦目は、大沢健司騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったワイズプリンスから5馬身差の2着に敗北した。

9月23日、連闘で迎えた10戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーアールから2馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中0週で迎えた11戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウイナーズガイに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月7日、連闘で迎えた14戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大沢健司騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフラッシュアゲンをクビ差制して2勝目をゲットした。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大沢信夫騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンダムマイティから1馬身差の2着となった。

4歳（1994年）

1月3日、中3週で迎えた17戦目は、睦月特別（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（6戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーアールから2馬身半差の2着となった。

5月5日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、一般C2ニ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミクリスタルから2馬身半差の2着に敗北した。

5月30日、中3週で迎えた19戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミクリスタルから3馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中2週で迎えた22戦目は、長谷川太行騎手を鞍上に迎えて、一般C2（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシンコンゴウザンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3（三条ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月27日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢信夫騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた27戦目は、ベヒュウジ騎手を鞍上に迎えて、太白山賞（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンワードスコットから1馬身差の2着となった。

11月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた29戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、連闘で迎えた30戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1995年）

1月2日、中2週で迎えた32戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月2日、約3か月の休養明けで迎えた33戦目は、一般C1ハ（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた34戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（12戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた35戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（13戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は大沢健司騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（15戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアブクマテイオーから1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（16戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた40戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、太白山賞（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーピークリークから1馬身半差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた42戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクレバーエースに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月1日、中1週で迎えた43戦目は、一般B2（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた44戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢健司騎手（18戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた45戦目は、一般B3ロ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で大沢健司騎手（19戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大沢健司騎手（20戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月29日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた47戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大沢健司騎手（21戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月9日、中0週で迎えた48戦目は、一般B3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（1996年）

1月2日、中2週で迎えた49戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大沢健司騎手（22戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。