フジノファクト（1992年生、母アイランドチャーム）
Fujino Fact
1992.04.16
フジノファクト（1992年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のKnown Fact（当時15歳）と交配したアイランドチャームが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着2回、地方41戦8勝2着8回。1997年の中日杯(地方重賞)で2着に入った他、1998年のアメジストオープン(一般A)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
八木弘厩舎（川崎）へ入厩。
2歳（1994年）
10月19日、デビュー戦は佐々木竹見騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクレヴァープリンスに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のケイラーションに1馬身半の差をつけて優勝
12月29日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦の寒椿特別 1組（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3歳（1995年）
1月17日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の紅梅特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハイフレンドクインから3馬身差の2着となった。
2月28日、中5週で迎えた5戦目は、3歳戦の白梅特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカミスパートから2馬身半差の2着となった。
3月21日、中2週で迎えた6戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
4月10日、中2週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクラウンカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月29日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月25日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったターボギアからアタマ差の2着に惜敗した。
10月13日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジーサイクロンに1馬身の差をつけて3勝目を収める
10月27日、中1週で迎えた11戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイエーランドビーからアタマ差の2着に惜敗した。
11月30日、中4週で迎えた12戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマーチンチェニルからハナ差の2着に甘んじた。
12月20日、中2週で迎えた13戦目は、ターコイズ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のダンディーハートに1馬身の差をつけて4勝目をマークした。
4歳（1996年）
1月16日、中3週で迎えた14戦目は、ファーストドリーム賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月2日、中1週で迎えた15戦目は、エレガンス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィクトリーランドをハナ差制して5勝目を手に入れた。
3月27日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、ブラッドストーン賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦3勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。
4月12日、中1週で迎えた17戦目は、レグルス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で堀千亜樹騎手（9戦3勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月30日、中2週で迎えた18戦目は、リゲル賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で堀千亜樹騎手（10戦3勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月15日、中1週で迎えた19戦目は、スターライトカップ（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で堀千亜樹騎手（11戦3勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月7日、中2週で迎えた20戦目は、ペガサス賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で堀千亜樹騎手（12戦3勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月27日、中6週で迎えた21戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の九州スポーツ新聞杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。
8月17日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の玄海特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったシンコウバイにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
9月7日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の野分特別（阪神芝2200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
9月22日、中1週で迎えた24戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の兵庫特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったロングカイウンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。
10月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の嵯峨野特別（京都芝2200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
10月19日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上900万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。
11月3日、中1週で迎えた27戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。
11月30日、中3週で迎えた28戦目は、C.ナカタニ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の’96ゴールデン ブーツ トロフィー（阪神芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。
12月14日、中1週で迎えた29戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の天竜川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。
5歳（1997年）
11月23日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月2日、連闘で迎えた31戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のスギノコダイオーに4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
12月14日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は山本益男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーシンイチバンから1馬身差の2着となった。
12月27日、中1週で迎えた33戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は古性秀之騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシャインホースに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
6歳（1998年）
1月6日、中0週で迎えた34戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシャインホースをハナ差制して制した。
2月20日、中5週で迎えた35戦目は、倉知三千紀騎手を鞍上に迎えて、アメジストオープン（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライバルスピードから1馬身半差の2着に敗北した。
3月4日、中1週で迎えた36戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で倉知三千紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた37戦目は、ブラッドストーンオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉知三千紀騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた38戦目は、ムーンストーンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉知三千紀騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったハカタダイオーから3馬身差の2着に敗北した。
5月5日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で倉知三千紀騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1999年）
2月5日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた40戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、アメシストオープン（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月4日、約6か月の休養明けで迎えた41戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、サマースプリント（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月18日、中1週で迎えた42戦目は、サードニクスオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。
9月8日、中2週で迎えた43戦目は、宮下康一騎手を鞍上に迎えて、サファイアオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月11日、中4週で迎えた44戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。
11月3日、中2週で迎えた45戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下康一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月18日、中1週で迎えた46戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月31日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた47戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（2000年）
3月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた48戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた49戦目は、一般C6-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月3日、中1週で迎えた50戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。