レオンマテラ（2014年生、母Graciously Soft）

レオンマテラ（2014年2月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「雷の意味を持つ人名より＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のUnbridled's Song（当時21歳）と交配したGraciously Softが10歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2019年のなよろ煮込みジンギスカン特別(一般C12 C21)。

経歴

デビュー前

浜田多実雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

2月18日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、伸びてきたウィッシュノート決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

9月13日、中8週で迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キミノタイヨウに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、JAにいかっぷピーマン特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた6戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーイズアレディに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月1日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、白樺特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、メーターに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

5月30日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、北海道厩務員会特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のパープルハートを半馬身振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

6月26日、中3週で迎えた9戦目は、シャクヤク特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のサウンディングベルに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2019年）

4月17日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、なよろ煮込みジンギスカン特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑村真明騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のクインズジャーニーをアタマ差振り切って久々の一戦を物にした。

5月29日、中5週で迎えた11戦目は、モンテロッソ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桑村真明騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。