レジェンドロック（2012年生、母ペリーヌ）

レジェンドロック（2012年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「伝説＋岩。岩手より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時14歳）と交配したペリーヌが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方11戦4勝2着3回。2015年のせきれい賞(地方重賞)に勝利した他、2015年のサファイア賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、大北牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ディアレストクラブから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって1,360.8万円で落札された。

瀬戸幸一厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2014年）

9月14日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は445kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったランデックアロマに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したスペクトルに半馬身届かず2着となった。

11月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のトーホクライデンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2015年）

4月5日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月16日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳地方重賞のはまなす賞（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るシークロムを凄まじい末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキーマスコットに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

7月12日、中5週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本聡哉騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、地方重賞のせきれい賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山本聡哉騎手（8戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒラボクビクトリーに3馬身の差をつけて制した。

9月27日、中7週で迎えた10戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山本聡哉騎手（9戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったロゾヴァドリナに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山本聡哉騎手（10戦4勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の南武特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山本聡哉騎手（11戦4勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。