ナガラオリオン（2009年生、母オオシマセリーヌ）

ナガラオリオン（2009年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋オリオン座より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時10歳）と交配したオオシマセリーヌが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大島牧場。2017年の阪急杯(G3)で3着に入った他、2014年のコーラルステークス(オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

大根田裕之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

10月23日、デビュー戦は安藤勝己騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のラヴァンドゥーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、2歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴェアリアスムーンにクビ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2012年）

3月11日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では稲妻のようなを繰り出したが、3着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤勝己騎手（3戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた5戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスズカジョンブルに2馬身の差をつけて制した。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の円山特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るホクセツキングオーを驚異的な末脚で半馬身差し切って3勝目を手に入れた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1600万下の渡月橋ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメイショウマシュウを3/4馬身振り切って4勝目を奪取した。

4歳（2013年）

3月9日、約4か月の休養明けで迎えた10戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのポラリスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた11戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた12戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、オアシスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月12日、中1週で迎えた13戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの栗東ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月8日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上1600万下の安芸ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のタイセイファントムに1馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

7月7日、中3週で迎えた15戦目は、G3のプロキオンステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（3戦2勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

12月22日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

5歳（2014年）

3月1日、中9週で迎えた17戦目は、千葉ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月5日、中4週で迎えた18戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったエアハリファに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月3日、中3週で迎えた19戦目は、天王山ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のサウンドガガをクビ差振り切って6勝目を獲得した。

10月13日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（4戦2勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの室町ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

11月30日、中4週で迎えた22戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したサトノプリンシパルを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中3週で迎えた23戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2014ファイナルステークス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

6歳（2015年）

2月7日、中5週で迎えた24戦目は、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は国分優作騎手（5戦2勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月12日、約8か月の休養明けで迎えた25戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、グリーンチャンネルカップ（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦でオープンの室町ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた27戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた28戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月27日、中3週で迎えた29戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、2015ファイナルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

7歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた30戦目は、大和ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

3月21日、中9週で迎えた31戦目は、夢見月ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4月2日、中1週で迎えた32戦目は、コーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

5月28日、中7週で迎えた33戦目は、欅ステークス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた34戦目は、天保山ステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中谷雄太騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月22日、約4か月の休養明けで迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの室町ステークス（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（9戦2勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では出色の末脚を発揮し、4着に入った。

11月27日、中4週で迎えた36戦目は、オータムリーフステークス（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（10戦2勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイシンバッケンにクビ差届かず2着となった。

8歳（2017年）

1月21日、中7週で迎えた37戦目は、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で四位洋文騎手（11戦2勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦でオープンの大和ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で四位洋文騎手（12戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、5着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた39戦目は、G3の阪急杯（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は国分優作騎手（6戦2勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月1日、中4週で迎えた40戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（13戦2勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた41戦目は、天王山ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（14戦2勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入った。

7月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのバーデンバーデンカップ（福島芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は中谷雄太騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた43戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた44戦目は、エニフステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（15戦2勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

9歳（2018年）

1月20日、約4か月半の休養明けで迎えた45戦目は、すばるステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は国分優作騎手（7戦2勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

2月18日、中3週で迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンの大和ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（16戦2勝）。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた47戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、おトクで楽しい!楽天競馬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のトウショウコマンチに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4月22日、中3週で迎えた48戦目は、道の駅すずなり8周年祭特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトニーポケットに約13馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

5月30日、中4週で迎えた49戦目は、Jpn2のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

7月1日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた50戦目は、地方重賞の日本海スプリント（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

9月11日、中9週で迎えた51戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のイヌワシ賞（金沢ダート2000m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを5馬身以上保って、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、モズオトコマエに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月9日、中3週で迎えた52戦目は、楽天競馬で秋の競馬を楽しみま賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を5馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のメジャーシップに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月25日、中1週で迎えた53戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい最後はストーミーワンダーと並んで5着同着となった。

12月4日、中5週で迎えた54戦目は、あえのこと特別（金沢ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメジャーシップに9馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月16日、中1週で迎えた55戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（7戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

10歳（2019年）

1月3日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた56戦目は、S3の報知オールスターカップオープン他地区所属（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は畑中信司騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg戻して迎えた57戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、まいもんまつり”春の陣”特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウショウプライドに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月28日、中4週で迎えた58戦目は、地方重賞の金沢スプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るムーンファーストを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月23日、中7週で迎えた59戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたティモシーブルー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた60戦目は、七夕スプリント特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島龍也騎手（3戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェイマスラブに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

9月15日、中9週で迎えた61戦目は、おトクで楽しい楽天競馬特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島龍也騎手（4戦3勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサノラブに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月24日、中9週で迎えた62戦目は、楽天競馬で楽しくおトクに金沢けいば賞（金沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中島龍也騎手（5戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

11歳（2020年）

3月31日、約4か月半の休養明けで迎えた63戦目は、楽天競馬でポイント貯めよう特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中島龍也騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい5着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた64戦目は、ネット投票は楽天競馬特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中島龍也騎手（7戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた65戦目は、楽天競馬でポイント貯まる特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中島龍也騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

2020年6月17日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。