ジョージダンサー（2000年生、母グロウダンサー）

ジョージダンサー（2000年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時25歳）と交配したグロウダンサーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中村和夫。戦績は、地方28戦7勝2着6回。2003年の端午特別で2着に入った他、2003年のタニノギムレット賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

10月9日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフィールグレートからクビ差の2着となった。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアキノデメに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

4月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のコウノトリをアタマ差制して休養明けの一戦を物にした。

5月5日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、3歳オープンの端午特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエムチケットから2馬身半差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウノトリからクビ差の2着に甘んじた。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンのタニノギムレット賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中3週で迎えた9戦目は、プルート特別（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のフェルカド特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月30日、中8週で迎えた11戦目は、庫富特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた12戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモミジダイアモンドからハナ差の2着に甘んじた。

10月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般D1-2（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、連闘で迎えた14戦目は、厚真特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月2日、中4週で迎えた15戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2 11（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエンプレスクイーンに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンダリンメガに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

12月28日、中1週で迎えた17戦目は、辰口温泉特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグレイスフルをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

4歳（2004年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた19戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた20戦目は、鯉のぼり特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヒミノトップガンを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って5勝目を手に入れた。

5月23日、中2週で迎えた21戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた22戦目は、晴香ちゃんトランポリン大会初出場記念特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノレオナルドに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオペラコロナリーに8馬身の差をつけて6勝目を手にした。

7月13日、中1週で迎えた24戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキヌガサボーイに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月24日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

11月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、高松紋平柿特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（11戦5勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた28戦目は、河北潟加賀れんこん杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。