フェイマスグローリ（2020年生、母ナンセイサクラ）

フェイマスグローリ（2020年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「有名な栄光」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時7歳）と交配したナンセイサクラが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2023年の無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞(一般C2十一)。

経歴

デビュー前

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

3月12日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は540kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

5月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石田拓郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月30日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で石田拓郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で石田拓郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた6戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスングリダンダンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、昭和村の星!諸田、結婚おめでとう記念（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中島龍也騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、藤田記念&祝・蒼くんお誕生記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、無料ネット新聞うまかつ.net金沢賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた11戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったザントブリッツに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、おりけんと大樹とF君金沢競馬来場記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のバンディートに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

12月26日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のマーブルミミに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2024年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、能登牛食べて応援しようキャンペーン賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた15戦目は、一般C1六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（5戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマクシミリアンを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って4勝目を挙げた。

5月6日、中2週で迎えた16戦目は、祝☆26歳生誕記念!ふうくんに祝杯!（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るウメタロウを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月21日、中1週で迎えた17戦目は、能登半島地震復興支援杯（24）特別編成（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（7戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のウインペルセに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（8戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた19戦目は、トレーナー様とるるの単発回避祈願杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のピンクビジョンに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

7月7日、中1週で迎えた20戦目は、金沢城公園特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイサイに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中3週で迎えた21戦目は、金沢城河北門特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（11戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた22戦目は、楽天ポイントで投票しちゃおう特別（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（12戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルウッドミカサに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月1日、中1週で迎えた23戦目は、加賀の國の上品な美味しさ加賀しずく特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田晃浩騎手（13戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。