サンマルシャルム（2005年生、母カリスマテルコ）

サンマルシャルム（2005年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋魅力ある（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンボス（当時10歳）と交配したカリスマテルコが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の3歳。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月10日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で梶晃啓騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

3月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で梶晃啓騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で梶晃啓騎手（4戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月22日、中5週で迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったピナクルストーンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6月20日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳戦の名古屋3歳牝馬（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったトレンドストーリーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

8月22日、中0週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のクラクエンマリーをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

9月9日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月18日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月14日、連闘で馬体重を前走から11kg絞って迎えた18戦目は、竹田吉秀騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた19戦目は、3歳戦のスクールガーディアンズ完結記念（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったワイズプロローグに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた21戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったショーマスターから1馬身差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C20（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマアモーレに2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月29日、連闘で迎えた23戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、宮本鉄工特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のピーチカップをクビ差制して勝利を手に入れた。

4歳（2009年）

1月21日、中2週で迎えた24戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた25戦目は、早春特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードハンターから2馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中2週で迎えた26戦目は、一般C15（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、お彼岸特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた28戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、わすれなぐさ特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイマリオーエンスに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月23日、中1週で迎えた29戦目は、穀雨特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノアイズから1馬身差の2着に敗北した。

5月2日、連闘で迎えた30戦目は、八十八夜特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永千明騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた31戦目は、母の日特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩永千明騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。