マルゼンウイナー（1996年生、母シルムーン）

経歴

デビュー前

3歳（1999年）

3月6日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、3着に入った。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4月20日、中0週で迎えた4戦目は、3歳戦のマルチベスト特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパンテールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下の夏木立賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4歳（2000年）

11月14日、約17か月半の休み明けで迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、庫富特別（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグシャロンから1馬身半差の2着となった。

5歳（2001年）

1月2日、中6週で迎えた8戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般C5（中京(地)ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアナライザーに3馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

1月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリーシックからクビ差の2着に甘んじた。

2月8日、連闘で迎えた11戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンタママに1馬身半の差をつけて優勝

2月23日、中1週で迎えた12戦目は、フキノトウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロンシャンオージャをクビ差制して4勝目を奪取した。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山田崇史騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトシヒロムテキに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

3月26日、中2週で迎えた14戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田崇史騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田崇史騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミホウインドに3/4馬身の差をつけて6勝目を獲得した。

4月30日、中2週で迎えた16戦目は、一般B（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で山田崇史騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミシェロガールに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

5月7日、連闘で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田崇史騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコウチセニョールに半馬身の差をつけて制した。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山田崇史騎手（10戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジノコンドルから2馬身半差の2着に敗北した。

7月14日、中7週で迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキバオジジアンを上がり3位の末脚で半馬身差し切って9勝目を獲得した。

8月7日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒカリノツバサに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月25日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のケージーキットに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6歳（2002年）

4月22日、約8か月の休養明けで迎えた22戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1十（大井ダート1490m 内回り曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、セントブライトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1七八（大井ダート1490m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったビッグボナンザに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月30日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1四五（大井ダート1390m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ライズオブタイドに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。