オリオンザチャンプ（1996年生、母マルゼンヨーコ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、沢田嘉隆から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、広松茂年によって1,060.5万円で落札された。

3歳（1999年）

5月24日、デビュー戦は新町充寿騎手を鞍上に据えて、4歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は568kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウショウロマンから2馬身差の2着に敗北した。

7月10日、中6週で迎えた2戦目は、4歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新町充寿騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキヨノカサブランカに半馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた3戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノエージェントに3馬身の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

12月26日、中1週で迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジェンツマズルに1馬身の差をつけて3勝目をゲットした。

4歳（2000年）

1月2日、連闘で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスズノブライトに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月9日、連闘で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップテスコに6馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた7戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のサダムトウショウに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ジェンツサンダーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のワカノオレンジに6馬身の差をつけて7勝目を収める

7月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木啓之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のウエディングベルに2馬身の差をつけて8勝目を挙げた。

5歳（2001年）

6月24日、約11か月半の休み明けで迎えた12戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

7月14日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に敗れた。

11月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg減らして迎えた14戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

12月15日、中5週で迎えた15戦目は、一般C2六（大井ダート1390m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1390m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

6歳（2002年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は新町充寿騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月6日、中6週で迎えた18戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。