ビソウマジック（1993年生、母コトワヒメ）

ビソウマジック（1993年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のビソウエルシド（当時8歳）と交配したコトワヒメが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川崎清。戦績は、地方32戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年のすいせん(アラ系4歳以上)。

経歴

デビュー前

藤本功厩舎（園田）へ入厩。

3歳（1996年）

4月16日、デビュー戦は尾林幸二騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（園田ダート1300m 雨/稍重）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアタッチメントに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月30日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスローゼンに1馬身半の差をつけて優勝

5月14日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハクバモンドーに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月17日、中4週で迎えた4戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエルデンズイウンに5馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

7月8日、中2週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳B（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキクノシルバーに2馬身半の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月22日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系4歳B（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のノマディックに4馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

8月17日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳A（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のロッコーサンロンに3/4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳A（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は菅原勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグランプリマインに3/4馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月20日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、アラ系一般B（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のアランダムをクビ差制して無傷の9連勝を決めた。

5歳（1998年）

2月12日、約16か月の休養明けで迎えた10戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、高砂特別（園田ダート1630m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイワミムラサキに3馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

3月12日、中3週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた12戦目は、すいせん（園田ダート1630m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナグローリをクビ差制して勝利数を11に伸ばす

6歳（1999年）

2月22日、約10か月半の休養明けで迎えた13戦目は、池本徳子騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池本徳子騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池本徳子騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池本徳子騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに21kg増やして迎えた17戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったオカノスイから1馬身差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマビコダイドウに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

7歳（2000年）

1月12日、中2週で迎えた20戦目は、南淡水仙特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平松徳彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた21戦目は、高砂特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で平松徳彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた22戦目は、伊丹市南京桃特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平松徳彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったエキサイティングからアタマ差の2着に甘んじた。

3月2日、中1週で迎えた23戦目は、雪彦山特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で平松徳彦騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた24戦目は、闘龍灘特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平松徳彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた25戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で平松徳彦騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた26戦目は、いずしお城まつり特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で平松徳彦騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた27戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、田能特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた28戦目は、南淡淡路人形特別（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた29戦目は、アラ系4歳以上B2（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペシャルテイオーからアタマ差の2着となった。

12月6日、中3週で迎えた30戦目は、洲本ポン太特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月15日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8歳（2001年）

1月30日、中6週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた32戦目は、小村正也騎手を鞍上に迎えて、しらうめ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。12着に終わった。