キングリファール（1997年生、母ダンスオンザコースト）

キングリファール（1997年5月11日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時17歳）と交配したダンスオンザコーストが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）滝沢牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方42戦15勝2着1回。2002年の日本テレビ盃(G2)で3着に入った他、2002年のアフター5スター賞(地方重賞)に勝利する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、滝沢牧場から「北海道7月特別市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

北川亮厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（1999年）

11月17日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は490kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のトモノヒカリオーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

12月27日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリスポンスサイマーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3歳（2000年）

1月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦のスイセン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のベルモントアトムに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

3月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の菜の花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く粘り込んで、最後は2着のアイアンハヤブサに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月29日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦4勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダービーヒルズに4馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

5月10日、中5週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の東京王冠賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に敗れた。

4歳（2001年）

1月10日、約8か月の休養明けで迎えた8戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のガーネット特別（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、オリエントギャルに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

2月5日、中3週で迎えた9戦目は、’01フレンドリーレイン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

3月15日、中4週で迎えた10戦目は、’01フレンドリーホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のデディケーションに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月2日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦の卯月特別（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のアイアンハヤブサをクビ差振り切って7勝目を手中に収めた。

4月27日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦の卯月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドマイニングに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月31日、中4週で迎えた13戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオヤシオキャンドルに5馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月18日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の水無月特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウローレルに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

8月15日、中7週で迎えた15戦目は、地方重賞の報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた16戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた17戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（9戦5勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた18戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の江ノ島特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドマイニングに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（2002年）

5月7日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

5月23日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた20戦目は、ハンデ戦の初夏特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のスタートザウェイに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

6月17日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの隅田川オープン（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた22戦目は、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞のアフター5スター賞（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のエーブマックイーンをクビ差振り切って勝利数を13に伸ばす

9月18日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦3勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月4日、中6週で迎えた25戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G1のJBCクラシック（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

12月9日、中4週で迎えた26戦目は、’02勝島賞（大井ダート1790m 雪/不良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（7戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

6歳（2003年）

1月15日、中4週で迎えた27戦目は、地方重賞の東京シティ盃（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（8戦3勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

3月19日、中8週で迎えた28戦目は、地方重賞のフロンティアスプリント盃（大井ダート1190m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（9戦3勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

4月24日、中4週で迎えた29戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞のテレビ埼玉杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールデンイーストに5馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

7月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた31戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のサンタアニタトロフィー（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

9月15日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた32戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（11戦4勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた33戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（12戦4勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月25日、中3週で迎えた34戦目は、G3の富士ステークス（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は石崎隆之騎手（10戦5勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい18着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた35戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（13戦4勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた36戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の埼玉新聞杯（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

8歳（2005年）

4月23日、約16か月の休養明けで迎えた37戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた38戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のシアンモア記念（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい10着に敗れた。

6月16日、中5週で迎えた39戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた40戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた41戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、エクセレント（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツリダブロッコに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

8月15日、中3週で迎えた42戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた43戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を5馬身以上保って、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。