オーロラフレッシュ（2005年生、母タイオラシオン）

オーロラフレッシュ（2005年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「爽やかな極光」。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時13歳）と交配したタイオラシオンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、地方29戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年のゴールデンホース賞(一般C1以下)。

経歴

デビュー前

小野寺晋広厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2007年）

10月5日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月13日、中9週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2008年）

6月6日、約6か月の休養明けで迎えた3戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月5日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた6戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のファルキュラに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月13日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサーストンメグミに3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月12日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2八アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4歳（2009年）

1月22日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、一般C2-13 14（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月6日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた10戦目は、牝馬限定戦のスズガモ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（4戦2勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2十11（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアマゾネスに半馬身届かず2着となった。

4月7日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったブルーブルクンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月20日、中5週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十11（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月17日、中1週で迎えた15戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

7月16日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワタリレディーに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマジョノコに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月18日、中2週で迎えた18戦目は、綺羅星特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサッカープリンスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

9月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤江渉騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤江渉騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマスターハンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月17日、中9週で迎えた21戦目は、一般C1三四（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で藤江渉騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露したが、4着に終わった。

5歳（2010年）

1月2日、中1週で迎えた22戦目は、ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤江渉騎手（7戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアラタカを上がり3位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

1月29日、中3週で迎えた23戦目は、探梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤江渉騎手（8戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したスマートアピールを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

2月25日、中3週で迎えた24戦目は、牝馬限定戦のひなまつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で藤江渉騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3月30日、中4週で迎えた25戦目は、花衣特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤江渉騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた26戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で藤江渉騎手（11戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月15日、中4週で迎えた27戦目は、緑風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で藤江渉騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したユメヒマワリを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中2週で迎えた28戦目は、三浦すいか特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤江渉騎手（13戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したラスカルキッドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中8週で迎えた29戦目は、豊年特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で藤江渉騎手（14戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のレギュラーサヤカに1馬身半の差をつけて優勝