トウケイキング（2007年生、母ラッキーダイアリー）

トウケイキング（2007年6月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時12歳）と交配したラッキーダイアリーが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小野秀治。戦績は、地方36戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年のニュー・トゥインクルジャックポット賞(一般C1四)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小野秀治から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会によって945万円で落札された。

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2010年）

1月22日、デビュー戦は柏木健宏騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコーワライデンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月15日、中5週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したフォートレスを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4月6日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

8月31日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柏木健宏騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のタップランをクビ差振り切って優勝

10月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で柏木健宏騎手（6戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柏木健宏騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柏木健宏騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセレブウィークをクビ差振り切って勝利をモノにする

11月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で柏木健宏騎手（9戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柏木健宏騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

4歳（2011年）

2月1日、中4週で迎えた12戦目は、初午特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柏木健宏騎手（11戦3勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた13戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で柏木健宏騎手（12戦3勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコルムケーティーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

3月10日、中2週で迎えた14戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で柏木健宏騎手（13戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したオリヅルにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月1日、約9か月の休み明けで迎えた15戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で柏木健宏騎手（14戦4勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で柏木健宏騎手（15戦4勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したメガボルケーノに半馬身届かず2着となった。

5歳（2012年）

2月14日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C1六 C2三（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で柏木健宏騎手（16戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のサトコンイナズマをクビ差振り切って雨中の激闘を制した。

3月9日、中2週で迎えた18戦目は、キャピタルステッキ賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は18戦連続で柏木健宏騎手（17戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のモアステージをハナ差振り切って雨下の大混戦を制した。

4月18日、中5週で迎えた19戦目は、こぐま座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で柏木健宏騎手（18戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた20戦目は、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で柏木健宏騎手（19戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた21戦目は、中央区特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で柏木健宏騎手（20戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したロマンスにクビ差届かず2着に惜敗した。

7月8日、中3週で迎えた22戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は22戦連続で柏木健宏騎手（21戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、伸びてきたグランドキャニオン決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

7月31日、中2週で迎えた23戦目は、トゥインクル・ジャックポット賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で柏木健宏騎手（22戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったワイルドゲイルに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、カウントダウン2013賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は24戦連続で柏木健宏騎手（23戦6勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6歳（2013年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた25戦目は、ウエルカム2013賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は25戦連続で柏木健宏騎手（24戦6勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

2月18日、中3週で迎えた26戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は26戦連続で柏木健宏騎手（25戦6勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月4日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、春水特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は27戦連続で柏木健宏騎手（26戦6勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

4月7日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた28戦目は、ニュー・トゥインクルジャックポット賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は28戦連続で柏木健宏騎手（27戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のクレバーウルフに1馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

4月24日、中1週で迎えた29戦目は、ケンタウルス賞（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は29戦連続で柏木健宏騎手（28戦7勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

5月16日、中2週で迎えた30戦目は、オープス中郷賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は30戦連続で柏木健宏騎手（29戦7勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた31戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、JAいちかわ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月29日、約6か月の休養明けで迎えた32戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、トパーズ賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた33戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7歳（2014年）

1月22日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のナリショーケントをハナ差振り切って8勝目を手中に収めた。