ミスシリネラ（1985年生、母テンパーソロン）

経歴

デビュー前

2歳（1987年）

10月17日、デビュー戦は嶋田功騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田功騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

11月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で嶋田功騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

3歳（1988年）

4月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ドリームカンデントに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

6月12日、中3週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るソラリスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マサミカレディに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政人騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田政人騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず4着に敗れた。

10月30日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の野地特別（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下の摺上特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、勝ったゲイリーファイターにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた12戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のサクラフレッシュに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月17日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の恵那特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

4歳（1989年）

1月5日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のダイナスターライトを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

1月29日、中2週で迎えた15戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデG3のフェブラリーハンデキャップ（東京ダート1600m 曇/不良）に49kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

6月17日、約4か月の休み明けで迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

7月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上900万下の苫小牧特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したオンステージを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月29日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下のおおぞらステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（5戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシロキタジョイを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って4勝目を手にした。

8月26日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の下北半島特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

5歳（1990年）

4月29日、約8か月の休養明けで迎えた22戦目は、5歳以上900万下の米沢特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月12日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田政人騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月9日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上900万下の支笏湖特別（札幌芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（7戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の大倉山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のアカシヤステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（9戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったオンワードオークにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の摩周湖特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月4日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の津軽海峡特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（11戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったトウホーサリーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の七重浜特別（函館芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（12戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた30戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（13戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったエレクトロアートにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴崎勇騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。