セフティーウイング（1997年生、母サンヨウアロー）

セフティーウイング（1997年4月10日）は、日本の競走馬。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時10歳）と交配したサンヨウアローが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上C7。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

7月9日、デビュー戦は内山正博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

4歳（2001年）

5月4日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた3戦目は、4歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

7月5日、中8週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた4戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホウユウラバーズに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C5（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸二騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトバクシンに4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月1日、中1週で馬体重を前走から105kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸二騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリアスローズに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2002年）

3月21日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から76kg絞って迎えた7戦目は、4歳以上C7（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸二騎手（3戦3勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた8戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月18日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

5月2日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したバースデイソングを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

5月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシノギゴールドに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のチップインイーグルを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6歳（2003年）

1月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

1月14日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた15戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C8（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーエイヘリオスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

4月10日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（12戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高馬元紘騎手（14戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月11日、中4週で迎えた23戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で高馬元紘騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。