トムホープ（1999年生、母ハウリングサクセス）

トムホープ（1999年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時7歳）と交配したハウリングサクセスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大西ファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方13戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の来場記念パート2(一般C2イ)。

経歴

デビュー前

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月9日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

3歳（2002年）

1月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

2月17日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇田登志夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた7戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

6月16日、中4週で迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた11戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したオネットームを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

11月26日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた17戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（上山ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた18戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のみんなで当てよう!ますやん記念（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワタリケーティングからアタマ差の2着に甘んじた。

4歳（2003年）

4月20日、約4か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C4ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルハチリプリーから5馬身差の2着に敗北した。

4月29日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノエイムに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。5頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンステエジからクビ差の2着に甘んじた。

5月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオーラクルをクビ差制して2勝目を獲得した。

6月15日、中3週で迎えた23戦目は、サクラマス特別（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月28日、中5週で迎えた24戦目は、一般C3ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で前野幸一騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた25戦目は、祝1歳!大芽くんお誕生日記念（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で前野幸一騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワプライムに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月24日、連闘で迎えた26戦目は、ポンコツ野郎Aチーム記念（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で前野幸一騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた27戦目は、来場記念パート2（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で前野幸一騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノフラッパーに1馬身の差をつけて制した。

9月23日、中1週で迎えた28戦目は、カモシカ特別（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で前野幸一騎手（10戦4勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で前野幸一騎手（11戦4勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。