ホーエイショウハイ（1994年生、母イナリトウザイ）
1994.02.24
ホーエイショウハイ（1994年2月24日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイヒロボーイ（当時9歳）と交配したイナリトウザイが24歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方38戦19勝2着3回。1999年のライラック特別(アラ系一般)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
村上実厩舎（水沢）へ入厩。
3歳（1997年）
7月12日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳C3（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は506kg。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月26日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミタカカブトオーから1馬身差の2着となった。
8月9日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビジネスキングに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。
8月23日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳C3（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のグリークロックに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
9月22日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系4歳C2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のエステートジュエリに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、アラ系4歳C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラヨシゼンをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。
10月27日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、アラ系一般C（盛岡ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラヨシゼンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
11月23日、中3週で迎えた8戦目は、しもつき賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で村上忍騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンヒルロマンに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
4歳（1998年）
1月9日、中6週で迎えた9戦目は、栗駒賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村上忍騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、アラ系一般B（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上忍騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウサンゼンから2馬身半差の2着に敗北した。
4月18日、中1週で迎えた11戦目は、胆沢川特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で村上忍騎手（10戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般B（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上忍騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオオウスイセイをクビ差制して制した。
5月31日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系一般A B（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上忍騎手（12戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のリーガルアラジンをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。
6月14日、中1週で迎えた14戦目は、テレビ岩手杯（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で村上忍騎手（13戦8勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月27日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A B（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で村上忍騎手（14戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマボールドに1馬身の差をつけて優勝
7月25日、中3週で迎えた16戦目は、アラブスプリントカップ（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で村上忍騎手（15戦9勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月23日、中3週で迎えた17戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で村上忍騎手（16戦9勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月6日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で村上忍騎手（17戦9勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月4日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で村上忍騎手（18戦9勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月18日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で村上忍騎手（19戦9勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったイムラッドシンゲキから1馬身半差の2着となった。
11月2日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般A B（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で村上忍騎手（20戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンセンプーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
11月29日、中3週で迎えた22戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で村上忍騎手（21戦10勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月13日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般A（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は23戦連続で村上忍騎手（22戦10勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月31日、中2週で迎えた24戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は24戦連続で村上忍騎手（23戦10勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1999年）
1月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、アラ系一般A B（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は25戦連続で村上忍騎手（24戦10勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月20日、中4週で迎えた26戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、サテライト特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のカズタカショウグンに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月11日、中2週で迎えた27戦目は、マーメイド特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユウシンロプロスをクビ差制して勝利数を12に伸ばす
3月21日、中0週で迎えた28戦目は、高崎観音賞（高崎ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた29戦目は、やまぶき特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のカズタカショウグンに1馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす
5月4日、中2週で迎えた30戦目は、聖石賞（高崎ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアラブフォンテンに9馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす
5月26日、中2週で迎えた31戦目は、ライラック特別（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドカリムをクビ差制して勝利数を15に伸ばす
6月20日、中3週で迎えた32戦目は、シルバー賞（高崎ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のチカノウイナーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
7月11日、中2週で迎えた33戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアローウーマンに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
7月25日、中1週で迎えた34戦目は、農協牛乳杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルーホークに1馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
9月5日、中5週で迎えた35戦目は、中京スポーツ賞（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るブルーホークを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って圧巻の7連勝を決めた。
10月3日、中3週で迎えた36戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。
6歳（2000年）
4月16日、約6か月半の休み明けで迎えた37戦目は、エメラルド特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦3勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
4月30日、中1週で迎えた38戦目は、アラブグランプリ（金沢ダート2100m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。