フライングビーノ（2015年生、母クリノクロフネ）
Flying Bino
2015.03.07
フライングビーノ（2015年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時19歳）と交配したクリノクロフネが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は丸村村下ファーム。主な勝ち鞍は2020年のTCK開場70周年記念賞(一般B2四)。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 15戦2勝 [2-1-2-10/15]
- 総賞金国内
- 534万円
- 生年月日
- 2015年3月7日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 栗毛
- 厩舎
- 中道啓二大井
- 馬主
- 中井誠二
- 生産者
- 丸村村下ファーム
- セール落札価格
- 540万円
北海道サマーセール サラブレッド 1歳
- 抹消情報
- 地方：2020年12月15日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Northern Dancer | 5×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Bold Ruler | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Native Dancer | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Nearctic | 6×6*7*7 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 6*6*7*7×6*7*7*7*7 | 9.37% |
| 牡 | Eight Thirty | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Pharis | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Nearco | 7*7*7×7*7 | 3.9% |
| 牡S | Double Jay | 6*6 | 3.12% |
| 牡S | Pilate | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Discovery | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- フォーティナイナー系
- ファミリーナンバー
- 4-r
レース成績
経歴
デビュー前
1歳のとき、丸村村下ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、中井誠二によって540万円で落札された。
中道啓二厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2017年）
6月26日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のガッツで渋太く末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のベッピンムーンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
7月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
8月29日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のつばめ特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの’17ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。
3歳（2018年）
2月24日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい9着に終わった。
3月9日、中1週で迎えた6戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
3月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ムサシイーグルに交わされて3馬身差の2着となった。
5月11日、中5週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。
5月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
6月29日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千田洋騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着に入った。
7月13日、中1週で迎えた12戦目は、コメット賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千田洋騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では生得の持久力で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のハナズプルメリアを半馬身振り切って2勝目をゲットした。
11月16日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、彩光賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で千田洋騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。
12月5日、中2週で迎えた14戦目は、ノースポール賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で千田洋騎手（8戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
12月27日、中2週で迎えた15戦目は、niconico将棋賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で千田洋騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。
4歳（2019年）
1月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で千田洋騎手（10戦1勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く15着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で千田洋騎手（11戦1勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。
3月6日、中3週で迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で千田洋騎手（12戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。
3月19日、中1週で迎えた19戦目は、花衣賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で千田洋騎手（13戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。
4月9日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で千田洋騎手（14戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。
4月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で千田洋騎手（15戦1勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の敢闘精神でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。
10月15日、約6か月の休み明けで迎えた22戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で千田洋騎手（16戦1勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。
11月12日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、文の京賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で千田洋騎手（17戦1勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入った。
12月3日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は19戦連続で千田洋騎手（18戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
12月29日、中3週で迎えた25戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、東京トゥインクルファンファーレ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアトラエンテを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
5歳（2020年）
1月23日、中3週で迎えた26戦目は、クリスマスローズ賞（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のキングオブヘヴンに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。
2月7日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のキングオブヘヴンに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
2月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサプライズハンターを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
3月16日、中2週で迎えた29戦目は、春水賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のシンボリマティスに1馬身1/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
4月9日、中2週で迎えた30戦目は、トゥインクル開幕SPAT4ポイント賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦5勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま強靭な粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のウリボーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
5月2日、中2週で迎えた31戦目は、TCK開場70周年記念賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦6勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のカレイドスコープをクビ差振り切って圧巻の7連勝を決めた。
8月21日、約3か月半の休み明けで迎えた32戦目は、葉月賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。
9月9日、中2週で迎えた33戦目は、初嵐賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。
9月25日、中1週で迎えた34戦目は、花野賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で的場文男騎手（9戦7勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
10月7日、中1週で迎えた35戦目は、日本は、楽しむことをおそれるな。賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で的場文男騎手（10戦7勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入った。
11月6日、中3週で迎えた36戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で的場文男騎手（11戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。
11月18日、中1週で迎えた37戦目は、日米フレンドシップ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で的場文男騎手（12戦7勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
12月4日、中1週で迎えた38戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、ケンタウルススプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。
2020年12月15日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。