ベルモントジョニー（2000年生、母ダイヤジヨニー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内坂本牧場から「2001年度北海道8月市場サラブレッド1歳、2001年度北海道9月市場サラブレッド1歳、2001年度北海道10月市場サラブレッド1歳」及び「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

赤嶺本浩厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

7月22日、デビュー戦は熊野勲男騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は469kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で熊野勲男騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干遅いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ヤマショウブランチにクビ差交わされて2着となった。

9月23日、連闘で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦の露草特別（大井ダート1390m 曇/不良）に出走。鞍上は熊野勲男騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊野勲男騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3歳（2003年）

3月10日、約4か月半の休養明けで迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたサリュープリンス決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

5月6日、中4週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のファインシーズンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月17日、中5週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲンチョウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の若駒特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた12戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若潮特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のはまゆう特別（大井ダート1190m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、3歳戦の秋駒特別（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったレイナビクトリアに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1七八（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のモエレニホンピロに2馬身の差をつけて優勝

10月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1二（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた18戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎駿騎手（9戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

4歳（2004年）

3月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた19戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1五六（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエーテルフラッシュに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

7月4日、中6週で迎えた22戦目は、野崎武司騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マスコットレジーナにクビ差交わされて2着となった。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミステリアスゾーンに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

9月3日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の豊年特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

9月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1二アイ（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

10月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦の長谷特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は野崎武司騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた28戦目は、疾風特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

11月14日、中3週で迎えた29戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5歳（2005年）

6月13日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

7月30日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた32戦目は、一般C1三（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。