ゴールデンマクリス（2014年生、母マクリス）

ゴールデンマクリス（2014年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金色＋母名。本馬の栗毛の美しい馬体より」。毛色は栗毛。種牡馬のクロフネ（当時16歳）と交配したマクリスが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2018年の一般C1三。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、井手慶祐によって1,620万円で落札された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

4月16日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

6月11日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月14日、中4週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアルアンダルスにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったスムーズジャズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシュラブに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したポルタヴィオンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラウンカーネルを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月28日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡育也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が衰えて14着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は高松亮騎手（7戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のクラプトンに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグロシュラライトに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月10日、中6週で迎えた17戦目は、南部杯カウントダウン28（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（8戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（9戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のティーリアルに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月7日、中1週で迎えた19戦目は、区界賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（10戦4勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したフルネスにクビ差届かず2着となった。

10月27日、中2週で迎えた20戦目は、2018JBC京都まであと8日（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた21戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

5歳（2019年）

3月23日、約4か月の休み明けで迎えた22戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、春光賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた24戦目は、いろはす賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた25戦目は、ジニア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた26戦目は、ストロングゴールド賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月28日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、一般C1二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

10月27日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から9kg絞って迎えた28戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。