シナノイーグル（1995年生、母ワールドタイム）

シナノイーグル（1995年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時20歳）と交配したワールドタイムが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本田武雄。戦績は、地方47戦10勝2着11回。主な勝ち鞍は2000年の不知火賞(アラ系4歳以上A1 A2)。

経歴

デビュー前

大野照男厩舎（園田）へ入厩。

3歳（1998年）

3月17日、デビュー戦は松本心平騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は524kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイセイラットから2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中5週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本心平騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（園田ダート1300m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松本心平騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったカワサキブランドからクビ差の2着に甘んじた。

6月2日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で松本心平騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月17日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本心平騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボレーエードから8馬身差の2着に敗北した。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本心平騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイイチオーからハナ差の2着に甘んじた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本心平騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で松本心平騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本心平騎手（8戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本心平騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノビジンから1馬身半差の2着となった。

9月15日、中2週で迎えた11戦目は、松本良平騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

9月29日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は松本心平騎手（10戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシワキボーイからアタマ差の2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本心平騎手（11戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上（園田ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で松本心平騎手（12戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったイワノヨシゼンからクビ差の2着に甘んじた。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本心平騎手（13戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月20日、中4週で迎えた17戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のキタサンタカラを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（1999年）

1月3日、中1週で迎えた18戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ピュアーに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月17日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミヤトアラシに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月1日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミマツレンザンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて優勝

2月15日、中1週で迎えた21戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のロトハピネスに1馬身半の差をつけて4勝目を手にした。

2月28日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴロヒカリオーに5馬身の差をつけて優勝

4月18日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したドゥスラッガーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、最後はチュウオーエルシドと並んで3着同着となった。

6月5日、中2週で迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（6戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキタノガイデンに7馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

7月11日、中1週で迎えた29戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るラショナリズムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた30戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた31戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

9月18日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系4歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンサンダーに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

10月3日、中1週で迎えた33戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（9戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた34戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（10戦4勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた35戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（11戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた36戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、佐賀銀盃（佐賀ダート2000m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイメージアラシに2馬身半の差をつけて9勝目を収める

5歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた38戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた39戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキンコートウザイに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月13日、中1週で迎えた40戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキンコートウザイを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた41戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

4月9日、中4週で迎えた42戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた43戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月1日、中6週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた44戦目は、不知火賞（佐賀ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビソウミラクルを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6歳（2001年）

7月22日、約10か月の休養明けで迎えた45戦目は、嶋崎公治騎手を鞍上に迎えて、球磨川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月27日、中4週で迎えた46戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、球磨川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた47戦目は、球磨川カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。