ボンバークイン（1997年生、母カネミボンバー）

ボンバークイン（1997年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時14歳）と交配したカネミボンバーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中橋正。戦績は、中央平地6戦0勝、地方24戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の初富士賞(一般C2一)。

経歴

デビュー前

加藤健厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

6月2日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳戦のチャレンジ（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

8月23日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったムテキクインから1馬身差の2着となった。

9月13日、中2週で迎えた4戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフラッシュアローに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のチャレンジ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトスターバロンに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月21日、中7週で迎えた6戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下の千両賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は東川公則騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

3歳（2000年）

1月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた10戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の立春特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスタリナから半馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳（名古屋ダート1400m 雪/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサキサンデーから半馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中4週で迎えた12戦目は、4歳500万下（阪神芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた13戦目は、4歳500万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず14着に終わった。

6月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた16戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の名古屋優駿（名古屋ダート1900m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、4歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビーハードに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルビーノカガヤキから2馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた21戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったルビーノカガヤキから半馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（8戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月10日、中0週で迎えた23戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったジョイフライトから1馬身差の2着となった。

10月30日、中2週で迎えた24戦目は、黄菊特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（9戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後はムカワノイノリと並んで3着同着となった。

11月13日、中1週で迎えた25戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、あけび特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた26戦目は、エリカ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた27戦目は、寒牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2001年）

1月2日、中3週で迎えた28戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、初富士賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハードアンドルーズをハナ差制して4勝目を奪取した。

4月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた30戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。14着に終わった。