クレバーシャイン（2010年生、母シャインスペシャル）

クレバーシャイン（2010年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋輝く」。毛色は栗毛。種牡馬のオレハマッテルゼ（当時10歳）と交配したシャインスペシャルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山田昇史。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2014年の一般Aイ Bイ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田昇史から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、田邉正明によって892.5万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

8月18日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3歳（2013年）

1月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

7月21日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、クリノマナスルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のミヤビビスカに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の片平淳一美樹結婚特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤビビスカに6馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の福山競馬記念特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で赤岡修次騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミヤビハカンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月7日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で赤岡修次騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイワコンフォートに4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で赤岡修次騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、キタサンヤマビコに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月2日、連闘で迎えた11戦目は、高野の回り舞台特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で赤岡修次騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のタイムブライトに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月10日、連闘で迎えた12戦目は、へんろ道ウォーク特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で赤岡修次騎手（8戦4勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた13戦目は、ビバックス特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で赤岡修次騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、タイムブライトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月8日、中2週で迎えた14戦目は、土佐ジロー特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で赤岡修次騎手（10戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のビッグバンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月22日、中1週で迎えた15戦目は、グリーンch特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で赤岡修次騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエーシンリューモンに7馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

12月30日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2-4（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で赤岡修次騎手（12戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のダイワコルツに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4歳（2014年）

1月12日、中1週で迎えた17戦目は、冬でもナイター特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で赤岡修次騎手（13戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた18戦目は、しっとの炎特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で赤岡修次騎手（14戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るジャイロプレーンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

3月2日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で赤岡修次騎手（15戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

3月9日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、がんばれ高知競馬特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で赤岡修次騎手（16戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、ベーネにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で赤岡修次騎手（17戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた22戦目は、土佐皿鉢料理特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で赤岡修次騎手（18戦8勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた23戦目は、一般C1ロ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で赤岡修次騎手（19戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のパドに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月5日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、端午の節句特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で赤岡修次騎手（20戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた25戦目は、立夏特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は22戦連続で赤岡修次騎手（21戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた26戦目は、木下智史来場記念特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で赤岡修次騎手（22戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したシーフェリックスにハナ差届かず2着に甘んじた。

6月28日、中4週で迎えた27戦目は、魚梁瀬森林鉄道特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で赤岡修次騎手（23戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた28戦目は、勝間沈下橋特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は25戦連続で赤岡修次騎手（24戦9勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず最後はタイムブライトと並んで5着同着となった。

8月16日、中2週で迎えた29戦目は、宮川浩一騎手を鞍上に迎えて、夜の植物園特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた30戦目は、木下智史特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（25戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（26戦9勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた32戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた33戦目は、一般Bロ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山頭信義騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、エーシンアクセランに交わされて1馬身半差の2着となった。

10月12日、連闘で迎えた34戦目は、北川村不動の滝特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山頭信義騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた35戦目は、一般Aイ Bイ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（27戦9勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のクロクモに2馬身半の差をつけて優勝

11月8日、中2週で迎えた36戦目は、中津渓谷のもみじ特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山頭信義騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山頭信義騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた38戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山頭信義騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。