ミッドナイトナース（2002年生、母チアズリリー）

ミッドナイトナース（2002年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「深夜帯のナース」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時6歳）と交配したチアズリリーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C8。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

4月9日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた4戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤聖也騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月17日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のコウジンソワカに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月21日、中4週で迎えた7戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラギマドンナに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月28日、連闘で迎えた8戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユウワンタイカンに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた10戦目は、一般C6（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

11月22日、中0週で迎えた12戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた13戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月25日、中5週で迎えた14戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田隆二騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムムサシから4馬身差の2着に敗北した。

2月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田隆二騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた16戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。