セイウンフォーカス（2015年生、母テキスタイル）

セイウンフォーカス（2015年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+中心」。毛色は鹿毛。種牡馬のリーチザクラウン（当時9歳）と交配したテキスタイルが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2020年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

6月3日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3歳（2018年）

2月10日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、勝ったマサハヤニースにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

3月25日、中3週で迎えた8戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪い、リードを5馬身以上確保して、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ニッポンテイオーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

6月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（9戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ7着に沈んだ。

8月25日、中9週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（10戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、5着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 小雨/良）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた16戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

7月21日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒロノタイリクから1馬身半差の2着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2020年）

1月18日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝2880m 小雪/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中村将之騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のモルゲンロートに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月16日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で中村将之騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月6日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（東京障害芝3100m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中村将之騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイティクレバーから5馬身差の2着となった。

7月4日、中3週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中村将之騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォイヤーヴェルクから3/4馬身差の2着となった。

8月29日、中7週で迎えた25戦目は、J・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は9戦連続で中村将之騎手（9戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた26戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で中村将之騎手（10戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた27戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で中村将之騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2021年）

1月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、牛若丸ジャンプステークス（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中村将之騎手（12戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月3日、中8週で迎えた29戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。