ゲオグラフィア（2012年生、母キヌガサアジュディ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石久夫から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、太盛によって157.5万円で落札された。

3歳（2015年）

9月2日、デビュー戦は岡田大騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/不良）に出走。馬体重は531kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて難なく抜け出し、最後は2着のダテノグロリアスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

4歳（2016年）

3月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた3戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳C3（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のメイローゼズに4馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

6月3日、中9週で迎えた4戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、マーガレット賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したスカイランツーにハナ差届かず2着に甘んじた。

7月19日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のラブフォーレに6馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月11日、中2週で迎えた6戦目は、林学博士本多静六賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓の気力で渋太く粘り続けて、最後は2着のセイウンラードゥガを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

5歳（2017年）

7月19日、約11か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C3四五（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカルクオンガエシに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月18日、中3週で迎えた8戦目は、うどんサミットin熊谷賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

6歳（2018年）

7月25日、約11か月半の休み明けで迎えた9戦目は、魅惑の調味料店ZUCI記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のローブを半馬身振り切って久しぶりの一戦を制した。

8月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

10月11日、中8週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマランに5馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

7歳（2019年）

10月7日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のジョーシナモンに4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

11月5日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（4戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のビクトリーテンに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月25日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマランに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

8歳（2020年）

1月14日、中6週で迎えた16戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のマランに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

2月20日、中4週で迎えた17戦目は、一般C3（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉留孝司騎手（7戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモズソノママに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

3月26日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉留孝司騎手（8戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のペシュジェイドに3馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

4月21日、中3週で迎えた19戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉留孝司騎手（9戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた20戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉留孝司騎手（10戦8勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のキンショーウタヒメに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月24日、中5週で迎えた21戦目は、川幅日本一で賞（浦和ダート800m 雨/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉留孝司騎手（11戦9勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のペシュジェイドに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月20日、中3週で迎えた22戦目は、宮代のぶどう、ひとつぶどうで賞（浦和ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉留孝司騎手（12戦10勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた23戦目は、埼玉県畜産技術振興会長賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のシグラップリンリンに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月23日、中3週で迎えた24戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、吉見いちごは旨いで賞（浦和ダート800m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のシェナホープに2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

9歳（2021年）

6月2日、約5か月半の休み明けで迎えた25戦目は、緑区の鳥シラサギ賞（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。