フミノナデシコ（1983年生、母フミノセレーネ）

フミノナデシコ（1983年5月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシンバー（当時13歳）と交配したフミノセレーネが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山岡ファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方31戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1989年の筑紫野賞(B1)。

経歴

デビュー前

土門健司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

1月25日、デビュー戦は牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。鞍上は丸山勝秀騎手。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

2月15日、4歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

12月6日、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったスイートラブに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（1987年）

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。

2月14日、5歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

3月14日、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で増井裕騎手。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

3月28日、牝馬限定の5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で増井裕騎手。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。

6月20日、5歳以上400万下（中京ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で増井裕騎手。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

8月14日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井浩和騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田正美騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月14日、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田正美騎手。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田正美騎手。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノキヤデラツクからクビ差の2着となった。

11月14日、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月7日、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月20日、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のダーネルウエーに6馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

5歳（1988年）

1月15日、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデシルバーをクビ差制して勝利を決めた。

2月6日、C1（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のインタレストに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

3月7日、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は古川哲也騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のマリモバーバに1馬身の差をつけて勝利した。

4月23日、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアオキボーイをアタマ差制して勝利を手にした。

5月5日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサザンフォーカスをクビ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

5月28日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月11日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島元徳騎手。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1989年）

5月20日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月10日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川哲也騎手。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月25日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウドナルドから1馬身半差の2着となった。

7月22日、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーデュレンに半馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

8月20日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のポールホーラーに4馬身の差をつけて勝利を挙げた。

9月10日、天山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、サフアイヤ特別（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島元徳騎手。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月15日、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月29日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月10日、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダウンテツドからハナ差の2着に惜敗した。

12月24日、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古川哲也騎手。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマジンジョージに5馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

7歳（1990年）

1月21日、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトミスイートに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月4日、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアトミックレーサーに半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

3月4日、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトコンバットに3/4馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。