ヤマジンジョージ（1985年生、母エリモチューダー）

ヤマジンジョージ（1985年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のエリモジョージ（当時13歳）と交配したエリモチューダーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）米田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月6日、デビュー戦は柴田政見騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田政見騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3歳（1988年）

1月6日、中2週で迎えた3戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた4戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田政見騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

7月31日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

8月21日、連闘で迎えた8戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

10月8日、中6週で迎えた9戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた10戦目は、河津徳幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイビラークからアタマ差の2着に惜敗した。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノラスターに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月28日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールヒーローに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月3日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモガミアンヌに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月25日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で河津徳幸騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサギリからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1989年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河津徳幸騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のムサシデイクに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月21日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で河津徳幸騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた17戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた18戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月12日、連闘で迎えた19戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島元徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた20戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島元徳騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったマナサロワールから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（8戦4勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月19日、中4週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月7日、中6週で迎えた24戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（9戦4勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた25戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（10戦4勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた27戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトシノラスターから1馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンハーバーからクビ差の2着に甘んじた。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、オパール特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（12戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島元徳騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野元博実騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゲンテスコオーから4馬身差の2着となった。

12月24日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（3戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフミノナデシコから5馬身差の2着となった。

5歳（1990年）

7月1日、約6か月半の休養明けで迎えた34戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は河津徳幸騎手（13戦4勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河津徳幸騎手（14戦4勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河津徳幸騎手（15戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で河津徳幸騎手（16戦4勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。