サーストンヒーロー（2014年生、母サイレントセンティネル）

サーストンヒーロー（2014年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋英雄」。毛色は鹿毛。種牡馬のストリートセンス（当時10歳）と交配したサイレントセンティネルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。2020年のハヤテ特別(一般)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、斉藤宣勝によって1,512万円で落札された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月19日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は498kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に敗れた。

3歳（2017年）

7月15日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた4戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた5戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、梶ヶ森天文台特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月4日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ウツボの唐揚げ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアイファーヒロインに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた7戦目は、祝指原莉乃25歳特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったディープスピリッツに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブルーグリュックに1馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

12月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカレンヴィットリアに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、木下智史の心強さ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は郷間勇太騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ドラゴンウィスカーに交わされて2馬身差の2着となった。

4歳（2018年）

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、スイセン特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のドレミファドンをクビ差振り切って4勝目を獲得した。

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2-5（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ノーモアベットに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキングチャールズに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、桂浜花海道特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた15戦目は、桃の節句特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、マコトルーメンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月18日、中1週で迎えた16戦目は、春分特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトラストティールを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って単勝一倍台の期待に応えた。

4月7日、中2週で迎えた17戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（高知ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカノヤルジャンドルに2馬身の差をつけて7勝目を手にした。

4月22日、中1週で迎えた18戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、西川おとっつあん特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで敢闘したが、勝ったヴァリヤンツリに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1-5（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた20戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、夢競馬ツアー高知特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたイナセナ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

6月10日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-4（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた22戦目は、復活!別府真衣特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストロベリーボスに5馬身の差をつけて制した。

7月10日、中1週で迎えた23戦目は、早明浦ダム特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた24戦目は、木下智史の紙屑屋特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた25戦目は、木下智史の真打ち特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた26戦目は、しみっち記念高知特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5歳（2019年）

1月22日、約4か月の休養明けで迎えた27戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般B C1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた28戦目は、銀不老豆特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた29戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた30戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西森将司騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ニシケンチニタに3/4馬身交わされて2着となった。

3月28日、連闘で迎えた32戦目は、一般B C1（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた33戦目は、西川敏弘三千勝特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西森将司騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた34戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で西森将司騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5月26日、中3週で迎えた35戦目は、妹尾将充騎手を鞍上に迎えて、陽一朗入学特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた36戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で妹尾将充騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた37戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のディスピュートをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

6月30日、連闘で迎えた38戦目は、琵琶ヶ滝特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた39戦目は、大敢闘シャチョウ特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた40戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

7月28日、連闘で迎えた41戦目は、田口43歳・独身特別（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は妹尾将充騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

8月4日、連闘で迎えた42戦目は、一般C1イ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた44戦目は、石坂&荒木独身旅特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた46戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコパノサンデーに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。

10月21日、連闘で迎えた47戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るコンチディナーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月3日、中1週で迎えた48戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミネオラチャンに5馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

12月7日、中4週で迎えた49戦目は、一般B2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のラブミーボーイに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月22日、中1週で迎えた50戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のマノラムに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6歳（2020年）

1月7日、中1週で迎えた51戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた52戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた53戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

5月4日、中3週で迎えた54戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた55戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の早池峰スーパースプリント（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた56戦目は、パール賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月15日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた57戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

11月1日、約4か月半の休み明けで迎えた58戦目は、ブルートパーズ賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた59戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、来い来い騎手コ募集賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて10着に終わった。

12月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた60戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた61戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート850m 雪/不良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7歳（2021年）

3月13日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた62戦目は、復興祈念がんばろう田野畑（水沢ダート850m 小雨/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のアヴェントゥリストを半馬身振り切って雨中の戦いを制した。

4月5日、中2週で迎えた63戦目は、スモークツリー賞（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンエイイーグルを差し切れず、1馬身差の2着となった。

4月20日、中1週で迎えた64戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアヴェントゥリストに2馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

5月5日、中1週で迎えた65戦目は、一般B1（水沢ダート850m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（6戦5勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のシェリーアモールをクビ差振り切って勝利数を17に伸ばす

11月16日、約6か月半の休養明けで迎えた66戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（7戦6勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた67戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパン・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、斉藤宣勝によって1,512万円で落札された。

飯田弘道厩舎（岩手）へ入厩。

12月30日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、一般B1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は505kg。10頭立ての1番ゲートからスタート。競走除外となった。

8歳（2022年）

3月12日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた68戦目は、思いをカタチに田野畑（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた69戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた70戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた71戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた72戦目は、なりきり同好会賞（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた73戦目は、一般B1（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた74戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。