メイショウモトナリ（1994年生、母ルハビー）
Meisho Motonari
1994.05.07
メイショウモトナリ（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアレミロード（当時11歳）と交配したルハビーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島 俊明。戦績は、中央平地19戦3勝2着1回、地方13戦4勝2着3回。1998年のフェブラリーステークス(G1)で2着に入った他、1997年のスーパーダートダービー(G2)に勝利するなど、重賞4勝を挙げた。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 32戦7勝 [7-4-4-17/32]
- 総賞金国内
- 2億9,579万円
- 生年月日
- 1994年5月7日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 安田伊佐夫栗東
- 馬主
- 松本好雄
- 生産者
- 中島 俊明
- 抹消情報
- 中央：2001年7月18日抹消
地方：2000年5月31日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
指数の推移（直近7走）
- 7
走
前 - 6
走
前 - 5
走
前 - 4
走
前 - 3
走
前 - 2
走
前 - 前
走
パフォーマンス分析
- 最高指数
- 勝利時最大着差国内
- 5馬身
ベストレース
- レース名
- バイオレットステークス
- 日付/馬齢
- 1997年1月25日/3歳
- コース
- 京都ダート1400m右
- 指数
- 着順
- 1着
- オッズ/人気
- 2.3倍/1番人気
- 馬番/頭数
- 7番/10頭
- 天候
- 曇7.1℃
- 馬場状態/馬場速度
- 重/極速
- レースラップ
- 平均=11.7/ラスト=12.5
- レースペース
- ミドル
- 通過順位
- 3-2
- 馬体重増減
- 494kg+4
- 出走間隔
- 中2週
- 騎手斤量
- 安田康彦55.0kg
血統
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 5×7 | 3.9% |
| き | Pharos＝Fairway | 6×7 | 2.34% |
| き | Sickle＝Pharamond | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Ribot | 3×5 | 15.62% |
| 牡 | Princequillo | 5×5*5 | 9.37% |
| 牡 | Papyrus | 6*7×7*7 | 3.9% |
| 牡 | Prince Rose | 6*6×6*6 | 6.25% |
| 牡 | Tourbillon | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Menow | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Blandford | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Nearco | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Blue Larkspur | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | Buchan | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Gylgad | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Phalaris | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | War Admiral | 6*6 | 3.12% |
| 牝 | Tofanella | 5×7*7 | 4.68% |
| 牝M | Uganda | 7*7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- リボー系
- ファミリーナンバー
- 14-f
レース成績
経歴
デビュー前
安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1996年）
11月9日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は494kg。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。
11月23日、中1週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のコーリングユーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（1997年）
1月7日、中5週で迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャロルブラボーに5馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
1月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンマンダンを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。
3月2日、中4週で迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。
4月20日、中6週で迎えた6戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー4歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。
6月12日、中7週で迎えた7戦目は、G3の北海道スプリントカップ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグショウリに1馬身の差をつけて重賞ウィナーの仲間入りを果たした。
11月3日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた9戦目は、3歳G2のスーパーダートダービー（大井ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（4戦2勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のグランプリクンをクビ差制して2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。
12月6日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（5戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。
4歳（1998年）
1月6日、中3週で迎えた11戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（6戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
2月1日、中3週で迎えた12戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（7戦3勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったグルメフロンティアにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。
3月4日、中3週で迎えた13戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田康彦騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツブルボンに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルを手にした。
4月18日、中5週で迎えた14戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で安田康彦騎手（9戦4勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。
5月5日、中1週で迎えた15戦目は、G3の群馬記念（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安田康彦騎手（10戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、G2の浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で安田康彦騎手（11戦4勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず3着に終わった。
5歳（1999年）
1月10日、中4週で馬体重を前走から27kg戻して迎えた17戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で安田康彦騎手（12戦4勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に敗れた。
1月31日、中2週で迎えた18戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で安田康彦騎手（13戦4勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。
2月27日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で安田康彦騎手（14戦4勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
3月22日、中2週で迎えた20戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で安田康彦騎手（15戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったテセウスフリーゼから4馬身差の2着に敗北した。
4月17日、中3週で迎えた21戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で安田康彦騎手（16戦4勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた22戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で安田康彦騎手（17戦4勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサントスに2馬身の差をつけて4つ目の重賞タイトルをつかんだ。
5月26日、中2週で迎えた23戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で安田康彦騎手（18戦5勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
6月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンの東海ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で安田康彦騎手（19戦5勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。
7月20日、中4週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた25戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で安田康彦騎手（20戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
6歳（2000年）
2月20日、約7か月の休養明けで迎えた26戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。
3月21日、中3週で迎えた27戦目は、G3の黒船賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（21戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビーマイナカヤマから4馬身差の2着に敗北した。
4月23日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（22戦5勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた29戦目は、G3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（23戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドティアラから5馬身差の2着に敗北した。
5月24日、中2週で迎えた30戦目は、G3のかしわ記念（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（24戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。
7歳（2001年）
6月17日、約13か月の休み明けで迎えた31戦目は、G3のプロキオンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（25戦5勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた32戦目は、ハンデ戦でオープンの灘ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（26戦5勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。