第15回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

ウインドフィールズが後続を先導、その半馬身後ろにタイキシャーロックが取り付く

主導権を奪ったのはウインドフィールズ。僅かなリードでレースを進める。2番手にタイキシャーロックが続く。そのあと、メイショウモトナリ、ストーンステッパー、エムアイブランらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、グルメフロンティアとワシントンカラーは中団前め。イナズマタカオーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。バトルライン、フジノマッケンオー、スーパーナカヤマ、テセウスフリーゼらは中団後方の位置。バンチャンプは後方4番手に待機して機をうかがう。しんがりにワイルドブラスター、ブレーブテンダー、シャドウクリークらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、グルメフロンティアが並み外れた差し脚を弾けさせてダートマイル王の称号を掴み取る

先頭はウインドフィールズでリードは体半分。2番手にタイキシャーロックが続く。そのすぐ後ろ、メイショウモトナリ、ストーンステッパー、エムアイブランらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはメイショウモトナリ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたグルメフロンティアが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から忍耐力が光る走りを見せたメイショウモトナリが続き、2着とクビ差の3着には、後方5番手の位置から切れ味抜群の末脚を披露したシャドウクリークが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたワシントンカラーが入線、さらにハナ差の5着には、2番手にいた1番人気のタイキシャーロックが食い込んだ。2番人気のバトルラインは中団前目にいたがいいところなく9着に敗れた。