コーラスマスター（2003年生、母Strike Hard）
Chorus Master
2003.05.11
コーラスマスター（2003年5月11日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシングスピール（当時11歳）と交配したStrike Hardが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方11戦5勝2着1回。2006年のニューイヤーカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
森始厩舎（船橋）へ入厩。
2歳（2005年）
9月22日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のペンズネックに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
10月26日、中4週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
11月23日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のナドアルシバ競馬場カップ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、ジェネスサイレンスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
3歳（2006年）
1月2日、中5週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユウユウシーザーに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
4歳（2007年）
9月28日、約21か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の十六夜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のキンノライチョウを半馬身振り切って久々の一戦をモノにした。
11月1日、中4週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、フォーマルハウト賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。
12月19日、中6週で迎えた7戦目は、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
5歳（2008年）
1月9日、中2週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の鯛ノ浦特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
1月28日、中2週で迎えた9戦目は、昇龍特別（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のブラッシュボールに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月5日、連闘で迎えた10戦目は、ハンデ戦の春告鳥特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。
3月6日、中3週で迎えた11戦目は、風祭スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のデザートワンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。