ルナクレア（2017年生、母サクセスベルーナ）

ルナクレア（2017年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時20歳）と交配したサクセスベルーナが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸順一。2021年のヒダカソウカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2020年のエトワール賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2019年）

6月20日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、フジノロケットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のBリーグ界のブラピ・市岡賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、リンノカーニバルに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月25日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の公認キャラ「ビラッキー」賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダブルレインボーに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るボンモマンを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

9月19日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（タリスマニック（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月7日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のブロッサムカップ（ディスクリート（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（7戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3歳（2020年）

4月15日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の牡羊座特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（8戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のふたご座特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（9戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（10戦2勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では出色の末脚を披露し、3着に入った。

7月9日、中2週で迎えた13戦目は、エゾカンゾウ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマリーンワンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

8月13日、中4週で迎えた14戦目は、地方重賞のエトワール賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したソルサリエンテを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月8日、中3週で迎えた15戦目は、ヤングジェネレーションカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（13戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るパレスラブリーを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて制した。

9月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、門別プロパンガス事業組合特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた17戦目は、アポイ岳世界ジオパーク特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で岩橋勇二騎手（15戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で岩橋勇二騎手（16戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したカツゲキダイオウに半馬身届かず2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた19戦目は、門別競馬場の町!日高町特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岩橋勇二騎手（17戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、アイアンブルーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

4月21日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、美瑛アスパララスノーブル特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で岩橋勇二騎手（18戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったグレイトダージーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、麦とホップ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岩橋勇二騎手（19戦4勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた22戦目は、ホークビル賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で岩橋勇二騎手（20戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたオールステリーナ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた23戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、沼田町純米酒雪なごり瑞華特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定地方重賞のヒダカソウカップ（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のクオリティスタートを半馬身振り切って5勝目を手中に収めた。

7月20日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞のノースクイーンカップ（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた26戦目は、競馬ほのぼの観戦ツアー特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったグレイトダージーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中3週で迎えた27戦目は、牝馬限定オープンのにいかっぷオープン（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月21日、中5週で迎えた28戦目は、静内産米万馬券特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の道営スプリント（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。