スーパーニイガタ（1996年生、母ナカミスターチス）

スーパーニイガタ（1996年4月19日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のモガミ（当時20歳）と交配したナカミスターチスが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はモリナガファーム。戦績は、中央平地13戦1勝、地方35戦8勝2着6回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永ファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,260万円で落札された。

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

7月18日、デビュー戦は橋本広喜騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

3歳（1999年）

1月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた7戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のパラゴンビューティをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

3月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で天間昭一騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で天間昭一騎手（3戦1勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で天間昭一騎手（4戦1勝）。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で天間昭一騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた13戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で天間昭一騎手（6戦1勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

4歳（2000年）

4月17日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントウテナから3馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C3（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントナショナルから1馬身半差の2着となった。

5月30日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキタラに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタラから半馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は馬渕繁治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキタラに1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサーペンノイマンに3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルハチハボマイに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月13日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセキショウオペラから1馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドリーミングベルに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

9月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセキショウオペラをクビ差制して勝利をモノにする

10月10日、中3週で迎えた24戦目は、おしどり特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月31日、中2週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（9戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハタノナガレボシに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月5日、中4週で迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、冬木立特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったカミナリダンサーを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月27日、中2週で迎えた27戦目は、冬至特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のミスターカチドキに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2001年）

1月29日、中4週で迎えた28戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた31戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月8日、中3週で迎えた33戦目は、一般C1四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた34戦目は、熊野勲男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた35戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた36戦目は、わし座特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入った。

7月12日、中2週で迎えた37戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、てんびん座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月16日、中4週で迎えた38戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、盆おどり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、秋空特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。13着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた40戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、おみなえし特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップシンフォニーから1馬身半差の2着となった。

10月3日、中1週で迎えた41戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた42戦目は、丹沢湖特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた43戦目は、秋月特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた44戦目は、七里ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月30日、中3週で迎えた45戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、年忘れ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2002年）

2月1日、中4週で迎えた46戦目は、寒梅特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月18日、中1週で迎えた47戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた48戦目は、春野特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（5戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。12着に敗れた。