プライズファイター（1999年生、母キャステングガール）

プライズファイター（1999年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したキャステングガールが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富田牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方32戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

4月20日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は518kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナで最後まで止まることなく走り抜いたが、勝ったジョーマリコに詰め切れず、約10馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた3戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

7月13日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた6戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のタガノハッピーをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

9月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

4歳（2003年）

5月3日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた10戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて18着に終わった。

7月23日、中6週で迎えた12戦目は、河端秀俊騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフォレスターに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

8月25日、中4週で迎えた13戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサブリナルックに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

9月22日、中3週で迎えた14戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムアラシをクビ差制して勝利を手に入れた。

10月27日、中2週で迎えた16戦目は、秋明菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で河端秀俊騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカフェコレクションに1馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

11月28日、中1週で迎えた18戦目は、プラタナス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で河端秀俊騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のテントリラーに1馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

12月8日、中0週で迎えた19戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で河端秀俊騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルイチテイオーからアタマ差の2着に甘んじた。

12月25日、中1週で迎えた20戦目は、サンタクロース特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサブリナルックからハナ差の2着に甘んじた。

5歳（2004年）

1月19日、中3週で迎えた21戦目は、黒松特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリープロミスに半馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

2月12日、中2週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップヘリオス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた23戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般A5（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンライナーをクビ差振り切って8勝目を挙げた。

4月7日、中4週で迎えた24戦目は、笠置特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は河端秀俊騎手（9戦6勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた25戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で河端秀俊騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた26戦目は、藤の花特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月5日、中8週で迎えた27戦目は、クチナシ特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた28戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、天の川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、あおぎり特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月7日、中3週で迎えた30戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、はぎ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた31戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた32戦目は、名古屋ジョッキーグランプリ第2戦（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた33戦目は、名古屋チャレンジカップマース賞（名古屋ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた34戦目は、宮の渡し特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた35戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、香嵐渓特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月16日、中4週で迎えた36戦目は、伊吹賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた37戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、ジングルベル特別（名古屋ダート1900m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（2005年）

1月1日、中0週で迎えた38戦目は、2005 ビッグイヤーカップ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエターナルフィールから1馬身半差の2着となった。

1月18日、中1週で迎えた39戦目は、ノースポール特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた40戦目は、一般A5（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

2月18日、連闘で迎えた41戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた42戦目は、一般A5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリジャイナをクビ差制して制した。

3月24日、中2週で迎えた43戦目は、長久手愛知県館特別（名古屋ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。