スーサンヒーロー（2007年生、母ダンスミュージカル）

スーサンヒーロー（2007年3月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「馬主の愛称＋英雄」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時13歳）と交配したダンスミュージカルが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦10勝。主な勝ち鞍は2011年の（有）旭製作所杯(一般C2)。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

8月28日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

10月10日、中5週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

11月6日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（2011年）

1月21日、中9週で迎えた5戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノハイビートに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

1月28日、連闘で迎えた6戦目は、水仙特選（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤコロナに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月3日、中4週で迎えた7戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノステディーに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、しだれ桜特選（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（3戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月17日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の別府特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

6月10日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C8（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモレロホウトクに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリパークに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月9日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクフォンテンに約11馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、九州競馬ブロガー賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカネトシトキメキに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月14日、中2週で迎えた15戦目は、荒尾でテイエムオペラオー杯（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワルーブルに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、祝!樺島靖大結婚記念やーん（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックカントリーに1馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

11月25日、中2週で迎えた17戦目は、（有）旭製作所杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックカントリーに半馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。