カワキタシンエイ（2002年生、母ジヨニカズダーリング）

カワキタシンエイ（2002年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新鋭」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロコルージュ（当時7歳）と交配したジヨニカズダーリングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）下河邉トレーニングセンター。戦績は、中央平地6戦0勝、地方27戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の3歳B5。

経歴

デビュー前

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

10月3日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月6日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい13着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3歳（2005年）

5月7日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた6戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた7戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるケンブリッジスカイを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月23日、中4週で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るパラディフォンテンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチョコランタンに約18馬身の大差をつけて制した。

9月11日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヒカルフジを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、3歳戦の金沢競馬売店組合才田売店杯（金沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、後続との差を5馬身以上確保して、で集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エクセルアワードに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B3（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は末田秀行騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月6日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ジョッキー選抜シルバー（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

4歳（2006年）

3月26日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、UIゼンセン友愛杯（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

5月7日、中5週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた17戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイティブランチを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、リゲル特別（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリワードランサーに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月6日、中1週で迎えた24戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、リゲル特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシルクゴージャスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月27日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた26戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

10月22日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、「遊駿+」創刊記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた31戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

12月27日、中0週で迎えた33戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。