マツノガリバー（1989年生、母コンサートダイナ）

マツノガリバー（1989年4月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイナガリバー（当時6歳）と交配したコンサートダイナが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）船越牧場。戦績は、地方38戦11勝2着8回。1993年のMRO金賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

楠克美厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

5月16日、デビュー戦は大政君次騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 雨/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンセイワから2馬身差の2着となった。

6月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（帯広ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウエシマピーベリーに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大政君次騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大政君次騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大政君次騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアレグロから1馬身差の2着に敗北した。

3歳（1992年）

4月28日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、4歳（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンカラードに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を制した。

5月12日、中1週で迎えた8戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、4歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤカツエースに3/4馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月21日、連闘で迎えた9戦目は、4歳（帯広ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキリーバケイションに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

6月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の朝霧特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーダメガミから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の文月特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワモナーキーから3/4馬身差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の朝露特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林伸義騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーストンホープから5馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中4週で迎えた13戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のハリープラウドに1馬身半の差をつけて優勝

8月30日、中1週で迎えた14戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中3週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、3歳戦のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた17戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメイセイシンゲキに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリネンスピリツトに1馬身半の差をつけて優勝

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた20戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は桑野等騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルグローリーから2馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中1週で迎えた21戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（7戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったレディプロムナードから2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1993年）

4月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタッチザゴールドをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

4月27日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた23戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた24戦目は、JTB賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた25戦目は、地方重賞のMRO金賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で桑野等騎手（11戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月5日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた26戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンドライバーに5馬身の差をつけて優勝

7月18日、中1週で迎えた27戦目は、読売レディス杯（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のチェッカーホマレに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

8月17日、中3週で迎えた28戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（13戦5勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンパワーホーラーから1馬身半差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた29戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は本忠司騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた30戦目は、白山大賞典（金沢ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた31戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は桑野等騎手（14戦5勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中3週で迎えた32戦目は、北国王冠（金沢ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は本忠司騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた33戦目は、あすなろ賞（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた34戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップローマンに3馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（1994年）

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた35戦目は、スプリングカップ（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（6戦2勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた36戦目は、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本忠司騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月3日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた38戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原正和騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。