マイネルグローリー（1988年生、母ミドリボタン）

マイネルグローリー（1988年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロングエース（当時19歳）と交配したミドリボタンが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原幸吉。戦績は、中央平地7戦0勝、地方39戦19勝2着7回。主な勝ち鞍は1994年の北海道・笠松ジョッキーカップ(B1)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 小雨/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

3歳（1991年）

3月24日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で宮徹騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

10月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、小谷祐司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

12月14日、中6週で迎えた8戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアイネスライジンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月22日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントシャルムから半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のランドケンシンをクビ差制して勝利を手に入れた。

4歳（1992年）

1月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、豊の国特別（中津ダート1620m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキダイカザンから7馬身差の2着となった。

2月11日、中0週で迎えた13戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノースメロスをハナ差制して3勝目を獲得した。

3月2日、中2週で迎えた14戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセントシャルムに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月7日、連闘で迎えた15戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシンフォニックに2馬身半の差をつけて5勝目をマークした。

3月20日、中1週で迎えた16戦目は、浅沼記念ジョッキー（中津ダート1760m 雨/不良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（6戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトツプゲテイングに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月27日、中4週で迎えた17戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンロゼリアに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月12日、中1週で迎えた18戦目は、獅子吼賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャストイメージから2馬身半差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた19戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、若葉賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジャストイメージに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平床良博騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオバナオスカーに1馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオヤベエースに半馬身の差をつけて10勝目を達成した。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は平床良博騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた23戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B1-3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナサイクロンに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大瀬戸豊騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントピクシイに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月11日、中1週で迎えた27戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホーライトに1馬身半の差をつけて勝利数を13に伸ばす

10月25日、中1週で迎えた28戦目は、白菊賞（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大瀬戸豊騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた29戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は平床良博騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンパワーホーラーから1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、連闘で迎えた30戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手（5戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた31戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノガリバーに2馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスズウイングから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（1993年）

1月29日、中5週で迎えた33戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般A2 B1（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のチアズキョウトに半馬身の差をつけて優勝

2月26日、中3週で迎えた34戦目は、アメジスト特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドアンサーに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

3月9日、中1週で迎えた35戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた36戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、約6か月半の休養明けで迎えた37戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドコネクションに3/4馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

11月24日、中4週で迎えた38戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた39戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた40戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1994年）

1月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、北海道・笠松ジョッキーカップ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニグレイに4馬身の差をつけて制した。

2月11日、中3週で迎えた42戦目は、雪割草特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーシークレットに3馬身の差をつけて勝利数を19に伸ばす

2月23日、中1週で迎えた43戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（4戦3勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月6日、中5週で迎えた44戦目は、奈良津桜特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤勝己騎手（5戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったポスターフェイスから8馬身差の2着に敗北した。

9月1日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた45戦目は、数河特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤勝己騎手（6戦3勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエールランナーから2馬身半差の2着に敗れた。

7歳（1995年）

4月25日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた46戦目は、鈴木真一騎手を鞍上に迎えて、一般B2 C1（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。