スズウイング（1986年生、母スズジヤネツト）
Suzu Wing
1986.05.07
スズウイング（1986年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミシシツピアン（当時15歳）と交配したスズジヤネツトが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方42戦20勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年のいぬ鷲賞(B1)。
経歴
デビュー前
加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1989年）
5月21日、デビュー戦は出口明見騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
6月17日、中3週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で出口明見騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったメイショウヨシツネに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
4歳（1990年）
1月28日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で出口明見騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。
2月10日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で出口明見騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
4月18日、中9週で迎えた6戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（三条ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンジェントルをクビ差制して初白星を挙げた。
5月5日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマキバオランテに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
6月30日、中7週で迎えた8戦目は、一般C2イ（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフサトロラバンバに4馬身の差をつけて優勝
7月19日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンドリアボーイに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
8月13日、中3週で迎えた10戦目は、一般B3（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハリープラウドに1馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
9月12日、中3週で迎えた11戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のメンメンセンに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
10月3日、中2週で迎えた12戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で榎伸彦騎手（6戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターリーに1馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
10月25日、中2週で迎えた13戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で榎伸彦騎手（7戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で榎伸彦騎手（8戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリスカムをクビ差制して8勝目を手中に収めた。
11月23日、中1週で迎えた15戦目は、さざんか特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で榎伸彦騎手（9戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月17日、中2週で迎えた16戦目は、新潟・高崎対抗戦（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で榎伸彦騎手（10戦8勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5歳（1991年）
1月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で榎伸彦騎手（11戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサハリンアザヤカに6馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
4月23日、連闘で迎えた19戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメガカリオから7馬身差の2着に敗北した。
5月4日、中1週で迎えた20戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパークオーから1馬身差の2着となった。
5月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトビアンに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする
6歳（1992年）
4月12日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた22戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のカシマオレオに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
5月10日、中1週で迎えた24戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月26日、中1週で迎えた25戦目は、若葉賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月7日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオアリオンに半馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす
6月21日、中1週で迎えた27戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアジャスショネットをアタマ差制して勝利数を13に伸ばす
7月6日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノアルフアに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月20日、中1週で迎えた29戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中川雅之騎手（11戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた30戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で中川雅之騎手（12戦6勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマークランに1馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす
8月16日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で中川雅之騎手（13戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモーニングブリーズから半馬身差の2着に敗北した。
8月30日、中1週で迎えた32戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で中川雅之騎手（14戦7勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリスクコバンに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月13日、中1週で迎えた33戦目は、いぬ鷲賞（金沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で中川雅之騎手（15戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミルフォードテミスに1馬身半の差をつけて勝利数を17に伸ばす
9月28日、中1週で迎えた34戦目は、オリオン特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で中川雅之騎手（16戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミホジャパンに2馬身半の差をつけて勝利数を18に伸ばす
10月10日、中1週で迎えた35戦目は、北陸三県畜産会長賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で中川雅之騎手（17戦10勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた36戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は19戦連続で中川雅之騎手（18戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のタッチザゴールドに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
11月8日、中1週で迎えた37戦目は、北国王冠（金沢ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で中川雅之騎手（19戦11勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。
11月29日、中2週で迎えた38戦目は、あすなろ賞（金沢ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は21戦連続で中川雅之騎手（20戦11勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月15日、中1週で迎えた39戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は22戦連続で中川雅之騎手（21戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルグローリーに1馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす
7歳（1993年）
4月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた40戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で中川雅之騎手（22戦12勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月11日、中1週で迎えた41戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
5月23日、中1週で迎えた42戦目は、地方重賞のMRO金賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は中川雅之騎手（23戦12勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月7日、中1週で迎えた43戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（24戦12勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月6日、中3週で迎えた44戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、ペガサス特別（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた45戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（25戦12勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月3日、中1週で迎えた46戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた47戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。