グッドスカイ（2013年生、母プラチナチャリス）

グッドスカイ（2013年2月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋空」。毛色は鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時19歳）と交配したプラチナチャリスが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害11戦3勝2着4回。2017年の東京ハイジャンプ(JG2)で2着に入った他、2018年の阪神スプリングジャンプ(JG2)で2着に入る活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、杉立恭平によって1,728万円で落札された。

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

11月22日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3歳（2016年）

1月30日、中7週で迎えた3戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3月19日、中6週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた5戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

6月4日、中8週で迎えた6戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、6着に入り込んだ。

7月9日、中4週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森一馬騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月22日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森一馬騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤフォルムをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月10日、中6週で迎えた9戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森一馬騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。最後は、2着のウインアーマーをハナ差制して2勝目を収める

4歳（2017年）

1月21日、中5週で迎えた10戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森一馬騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月11日、中6週で迎えた11戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で森一馬騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月13日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森一馬騎手（6戦2勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

6月24日、中5週で迎えた13戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森一馬騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンキングダンサーからクビ差の2着となった。

8月26日、中8週で迎えた14戦目は、J・G3の新潟ジャンプステークス（新潟障害芝3250m 外→内晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森一馬騎手（8戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノパトリオットに1馬身1/4の差をつけて重賞初制覇を遂げる

10月15日、中6週で迎えた15戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で森一馬騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオジュウチョウサンから約12馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中4週で迎えた16戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で森一馬騎手（10戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンキングダンサーからクビ差の2着に甘んじた。

5歳（2018年）

1月27日、中9週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた17戦目は、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は12戦連続で森一馬騎手（11戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月10日、中5週で迎えた18戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で森一馬騎手（12戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアップトゥデイトから8馬身差の2着となった。