インターステディ（2000年生、母キョウエイスパイス）

インターステディ（2000年5月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋着実な」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時15歳）と交配したキョウエイスパイスが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）インターナシヨナル牧場。戦績は、地方39戦10勝2着5回。2007年の九州記念(一般 KJ3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2003年）

8月29日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

4歳（2004年）

2月12日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg減らして迎えた2戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るダイワアロマを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したシェンロッサに3/4馬身届かず2着に敗北した。

3月17日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井竜一騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったダイワアロマに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井竜一騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のシルバーゴテンに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井竜一騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のキングシャフトを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

5月22日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉井竜一騎手（5戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2四（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井竜一騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のドラゴンナイトをクビ差振り切って雨中の大激戦を制した。

6月26日、中1週で迎えた9戦目は、練馬区特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉井竜一騎手（7戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

9月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、月島特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉井竜一騎手（8戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた11戦目は、湯島特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉井竜一騎手（9戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセブンサマーに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉井竜一騎手（10戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズノーブルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月13日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で吉井竜一騎手（11戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた14戦目は、初霜特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉井竜一騎手（12戦6勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたダイナナキセキ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5歳（2005年）

2月11日、中8週で迎えた15戦目は、一般C1三四（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉井竜一騎手（13戦6勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉井竜一騎手（14戦6勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したビックマイルズを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

4月4日、中2週で迎えた17戦目は、六分儀座特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で吉井竜一騎手（15戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

5月12日、中4週で迎えた18戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で吉井竜一騎手（16戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のトウショウボンバーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6月9日、中3週で迎えた19戦目は、アーバンステージ水無月賞（大井ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で吉井竜一騎手（17戦7勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた20戦目は、夏木立賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で吉井竜一騎手（18戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るイケタイフェアーを半馬身差し切って8勝目を収める

6歳（2006年）

3月1日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた21戦目は、花月賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で吉井竜一騎手（19戦8勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のアウスレーゼをハナ差振り切って久しぶりの一戦をモノにした。

3月23日、中2週で迎えた22戦目は、シリウス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で吉井竜一騎手（20戦9勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、デネボラ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で吉井竜一騎手（21戦9勝）。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

5月11日、中4週で迎えた24戦目は、コルヒドレ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は23戦連続で吉井竜一騎手（22戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

6月4日、中2週で迎えた25戦目は、オメガ賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は24戦連続で吉井竜一騎手（23戦9勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

8月8日、中8週で迎えた26戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、通潤橋スプリンター特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2007年）

3月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた28戦目は、はなみづき特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた29戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、阿蘇高岳カップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた30戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高山伸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

5月23日、中2週で迎えた31戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、エメラルドカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノヘイローに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月6日、中1週で迎えた32戦目は、らくのうマザーズ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は林陽介騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた34戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた35戦目は、つばき特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林陽介騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた36戦目は、サファイアカップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林陽介騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた37戦目は、KJ3の九州記念（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は高山伸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースダンシングからクビ差の2着となった。

10月24日、中0週で迎えた38戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、阿蘇杵島岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた39戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は高山伸一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。