オールコレクション（1992年生、母フオンドリコレクシヨンズ）

オールコレクション（1992年5月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のハイブリツジスルー（当時8歳）と交配したフオンドリコレクシヨンズが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋耀代。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方23戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1995年のコマクサ特別。

経歴

デビュー前

田中康弘厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1994年）

12月19日、デビュー戦は宮浦正行騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロイヤルミカオーから1馬身差の2着となった。

3歳（1995年）

1月30日、中5週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

3月5日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウシュンボンドから5馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月22日、中5週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンカマーに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた8戦目は、鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた9戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月28日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のコマクサ特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のレアリージャンボに3馬身の差をつけて2勝目を収める

8月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の月見草特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンスダンスタカイからクビ差の2着となった。

9月28日、中3週で迎えた12戦目は、C1一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（10戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングロータリーから1馬身半差の2着に敗北した。

10月27日、中3週で迎えた13戦目は、ファイナルナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（11戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月21日、中7週で迎えた14戦目は、B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（12戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（1996年）

1月16日、中3週で迎えた15戦目は、B3 C1（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（13戦2勝）。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月10日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、ルナ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（14戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月13日、中4週で迎えた17戦目は、すばる賞（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（15戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般B3 C1（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（16戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウダイヤに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5歳（1997年）

5月17日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい18着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

7月6日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月21日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったフクサンリリーから2馬身半差の2着に敗北した。

9月17日、中3週で迎えた25戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6歳（1998年）

2月11日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、’98フレンドリーブーツ特別（1）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

3月7日、中2週で迎えた27戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、’98フェイスフルレイン特別（1）（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、燕特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって9着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた32戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着を確保した。

11月28日、約4か月半の休養明けで迎えた34戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたタケショウウッズ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

7歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた36戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

1月23日、中1週で迎えた37戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた39戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で後藤浩輝騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。