ノアヴィグラス（2018年生、母ダブルアクセル）
Noah Vigorous
2018.04.08
ノアヴィグラス（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したダブルアクセルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は酒井牧場。2023年の江戸川オープンに勝利するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐山公男によって810万円で落札された。
古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2020年）
7月18日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1150m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。
8月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
9月19日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
10月11日、中2週で迎えた4戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のプリティインピンクに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2021年）
1月23日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。
3月6日、中5週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで崩れずに走り抜いたが、ゲンパチフォルツァに交わされて3馬身半差の2着となった。
3月28日、中2週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。
7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のベストマジックに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。
8月1日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（2戦2勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のオースミムテキを半馬身振り切って3勝目を奪取した。
8月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（3戦3勝）。15頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
デビュー前
1歳のとき、酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐山公男によって810万円で落札された。
古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。
10月16日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、3歳以上3勝クラスの下越ステークス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての8番ゲートからスタート。競走除外となった。
4歳（2022年）
2月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのブラッドストーンステークス（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。
5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの八海山ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。
7月2日、中5週で迎えた13戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのTVh杯（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。
8月13日、中5週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤田菜七子騎手（4戦3勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。7着に沈んだ。
11月6日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上3勝クラスのフルーツラインカップ（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（5戦3勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
12月25日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの2022フェアウェルステークス（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田菜七子騎手（6戦3勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って15着に終わった。
5歳（2023年）
2月24日、中8週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた17戦目は、菅原涼太騎手を鞍上に迎えて、如月賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。
3月28日、中4週で迎えた18戦目は、マーチ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原涼太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた19戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、オメガ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた20戦目は、日本橋賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本現暉騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のモンサンラファータに3馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
6月14日、中4週で迎えた21戦目は、一騎当千賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本現暉騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。
6月29日、中1週で迎えた22戦目は、江戸川オープン（大井ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で藤本現暉騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のギシギシに2馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。
8月3日、中4週で迎えた23戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で藤本現暉騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。
デビュー前
1歳のとき、酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐山公男によって810万円で落札された。
鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。
9月18日、中6週で迎えた24戦目は、摺鉢山賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤本現暉騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に敗れた。
12月27日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、KRAトロフィー（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤本現暉騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
6歳（2024年）
1月25日、中3週で迎えた26戦目は、’24ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で藤本現暉騎手（7戦2勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい12着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた27戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で藤本現暉騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に敗れた。
3月13日、中3週で迎えた28戦目は、景星鳳凰賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で藤本現暉騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。
4月25日、中5週で迎えた29戦目は、日本橋賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で藤本現暉騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。
5月14日、中2週で迎えた30戦目は、エメラルド賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で藤本現暉騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、イッツソーラッドにハナ差交わされて2着に惜敗した。
6月27日、中5週で迎えた31戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で藤本現暉騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。
11月8日、約4か月半の休養明けで迎えた32戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で藤本現暉騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。